ゴールデンウイーク。セブン-イレブンに姫路和牛のおにぎりが販売されているとの知人からの情報。なんと。


 

姫路市とセブン-イレブン・ジャパンとの包括連携協定に基づき商品化されたものという。是非とも購入したい。


一方、兵庫県では、包括連携協定の話はともかく、県庁で3月末に発覚した事件が、既に5月のゴールデンウイークというのに沈静化していない。


下記リンクのような動画ニュースのリンクが複数の県関係者から送られてくる。

 

よくまとめられているので驚く。3千を超えるような閲覧数もある。県関係者も見ているのだろう。

 
AERAに掲載されたエレベーターのパワハラ話とは別の話も聞こえている…。このほか団体への写真送付や挨拶回りのような政務を嫌がっている職員もいると。この間溜まっていた不満がそうしたレベルにまで高まっているようだ。
 
「一寸の虫にも五分の魂」(鎌倉時代『極楽寺殿(北条重時)御消息』)。
職員は血も心もある人間である。事件最初の会見で「選挙で選ばれた首長」といった話を出していたが、こんな当たり前のことを言わないと自らの補助機関である職員を統治できていないことについてどう考えているのだろう。この間、自ら省みるといった姿勢の話は会見等ではなされていない。
 
また、ふわふわドーム等の話を聞いても、職員と対話をしない姿勢は変わっていないようだ。就任当初は「ボトムアップ」型の県政を目指すとし、人事でもそうした姿勢を明らかにしていた(下記神戸新聞HP参照)にもかかわらず…。
 

この2022年3月30日神戸新聞では「斎藤流はボトムアップ」と見出しがつけられていた。ベテラン県議はいま何を思うのだろうか…。

 

実は、就任当初、こうしたボトムアップの姿勢を含めて現知事に期待していた職員は少なからずいた。前知事時代の多選の影響を感じ取っている職員もたくさんいたからだ。

前知事が6期目を目指す可能性について本会議の代表質問で取り上げたことがある。前知事に対する私の最後の質問の機会だった。私が「多選の弊害」について触れたのだが、「最初、端的に申し上げますと、『私は多選の弊害はない』、少なくとも私はそうでないように心がけていると申し上げておきたいと思います」と答弁の冒頭で、その指摘を否定した。
 
私は逆にこの答弁を聞いて多選の弊害が出る段階だと思った。答弁をするなら後者の部分だけで良い、『 』内は自分で言うべきではないと思ったからだ。私はその能力の高さや人柄から前知事に敬意を表してきた。その後に勇退される決断をされたことは良かったと思っている。
 

現知事の時代になり、ボトムアップ型になるのかと想定したが、それが蓋を開けると、当日記最上部の「一木一草」の話と同じような構図で逆になっている。
 
この事件を客観的に大阪の地からみている現職の若手記者の感想。3月27日記者会見の知事発言、トースターなどの一転受領事実の発覚、報道機関への聴取、第三者機関の未設置…。「悪手の連続」というものだった…。
 
自治会役員の歓送迎会。挨拶。衆院選や永田町の話を聞かれてので私なりに話したら喜ばれたのかいくつも質問を頂いたので驚く。私は特異な経歴のレアキャラなのかもしれない。そうした話は常に話せるようにしておかなければならない。
また、地域の敬老イベントの内容について話があったので私からも一つ提案しておく。

昼食は保城のケンタッキーフライドチキンで買い求めたハンバーガーといつぞやセブン-イレブンで買っておいたすみれのワンタンスープ。


週刊ポストの下記リンク記事には驚く。


週刊ポスト5月7日発売号


現職の国会議員による金利60%という高利貸しにも驚くが、同じ維新の岸野ともやす衆議院議員(千葉5区/南関東比例復活)の擁護するような反応には更に閉口…

 

  

 

東京スポーツ 。松井元代表の発言。こちらの意見のほうがよほどまともだ。


5月1日付 日経新聞 ポストに取材されるまで貸付金の報告をしていなかったことは事実。


2022年参院選の初当選だが、過去にも物議を醸すことをされている。引き時ではないか…。

読売新聞

 

週刊文春


久々にNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の名前が出たと思ったら刑事事件で逮捕された容疑者の関係で報じられた。すごくショックだ。
 

 

先週の3つの補欠選挙の続報。東京15区ではあからさまな選挙妨害があったり、小池都知事が全面支援した乙武候補の順位が当初想定より低かったことなどが報じられている。

 

 

 

加えて、一般メディアなら取り上げないような話が下記リンクに連載されていて驚く。

 

 

来る東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に「30人の擁立を目指す」という。もちろん都知事選挙だから一人しか当選しない中でである。

 

過去にも複数人を立候補させて、公営掲示板のポスターの面積を複数人分確保して、一人だけ通したい人の顔写真をその全てに掲示するという前代未聞の宣伝活動をしたこともあった。過去にはNHKの受信料制度に反対する人たちの受け皿になり、当選してしまうこともあった。

 

違法ではないにせよこんなことが堂々と行われる世界。政界が忌避される世界になるのは当然だろう。それはよく考えればこうした政党を選択する有権者が一定いて、政党助成金も受け取れるような一定の得票を得ている国政政党になっていたという重い事実がある。

 

最近私でもこの世界が嫌になることがある。どんどん劣化しているのを肌で感じるから。政治が劣化して国が栄えるわけがない。克己して頑張りたい。

 

神戸。元町駅。久々に西口を出ると、先月来何人かの方から送られてきたポスターの実物が掲示されていた。

 

 
下記リンクの話も現役のみならずOBも含めて話題になっていた。やはりこうなるんだというオチ…。

 

 


午後、県庁内をうろうろ。県庁入庁以降、最も暗澹たる気持ちになっている職員が結構いるそうだ。このまま県庁建替えせずとかも含めて強行していけば職員機構が持たないのではないか。何せ今の知事の姿勢を支持している人がほとんどいない。「やめようかな」と口にする人もいた。知事はパワハラなどの指摘を含めて文書を第三者機関に調査させるべき。内部調査では職員は語れないだろう。そのうえで、職員と胸襟を開いて対話すべきだ。

ある政治家が県のことを心配して最近私に色んな話を連絡してくる。今の兵庫県政はかなり厳しい状況に見えているそうだ。別の官僚からは総務省でも話題になっていると聞いた。
 
今頃こんな話を恥を忍んでここで書くこと。極めて残念である。
 
夕刻、先月のイベント関連の会合。あるところを紹介してもらって驚く。あの話の場所。また来よう。
 
新緑の県庁周辺。この正面の県庁2号館も壊して芝生広場にしてしまうって…。ありえない。

 

すこしどんより天気。北播磨へ。連休の合間。連休と言っても旅行にいくわけでもなく、世間も10連休といった人も少しはいるのかもしれないが、動いているとそんな雰囲気でもない。


この間、色んな連絡があるが、それに対応するなどしている。色んな話が聞こえてくるが、多くの人が同じ話をしてくることに気づく。違和感があるからだろう。聞いたこともない話だったので、少し勉強しておく。

 

 

文書関係では、 X(旧ツイッター)で報道記者からの聴取を「ありえない傲慢さ」と批判するポストをされたという話も伝わってくる。富山チューリップテレビで富山市議会の政務活動費をめぐる不正を追及したドキュメンタリー映画「はりぼて」を制作した五百旗頭幸男さんという方。また石川県テレビに転じ、石川県庁の過剰な忖度の空気を『裸のムラ』という映画を制作した方だ。五百旗頭姓といえばもとを辿れば旧姫路藩のご出身だろう。


しかし、一連の対応により兵庫県庁の悪いイメージが拡がってしまった。今後の採用に大きく影響するだろう。誰が責任を取るのか。

 

 

夕刻、関東から団体役員が来訪。姫路駅前で夕食懇談。話の内容は多岐に渡る。随分と以前からお世話になっている。本当にありがたいことだ。感謝。

 

昼食は加西市のらぁめん麺屋 秀。生醤油白湯らぁめん。待ち人あり。
事務所を起点に諸活動。地域の自治会役員の方々が来訪。地域住民から声が上がっているという課題について説明を受ける。

その後、大手企業の法務室にいる新聞記者出身の知人と先月来、公益通報制度や最近の消費者庁の考え方などについてやり取りをして色々教えてもらっている。今日は「ステマ(ステルスマーケティング)」について具体的な指摘が複数あったのでその一つを記しておきたい。

例えば、新聞各紙の広告紙面には「PR広告」等の文言をどこかに入れなければならないとか各社でルールを決めているそうだ。
 


編集記事と広告宣伝を分けるための自主規制ルールである。
それがいまや個人やSNSでもそうしたことを告知しないと、後でステマ(ステルスマーケティング)と言われて問題になる時代になっている。


 過去に週刊文春がアナウンサーのような有名人がSNSでUPしたことが、実際は無償でサービスを受けている可能性があるという、いわゆるステマ疑惑として報じられた。


当時はまだ倫理的な話はあっても法的な問題とはならなかった。それが昨年秋から「景品表示法」違反になるということである。


無償で提供されているものをその事実を明らかにせず宣伝する。



自分で購入して利益供与を受けていなければ有名人が宣伝しても問題はないということ。人に推めたいなら自腹で宣伝せよということだろう。納得である。

姫路駅前のピオレ地下のRYU-RYUで牛スジのカルボナーラ。

高校野球で東洋大姫路が春のセンバツ準優勝の報徳学園に勝利したという。

 

 

 

2日前の27日(土)に東洋大姫路が8-3で姫路西を下したが、途中までリードするなど、最後まで姫路西も健闘したという知らせが逐次同級生から入っていた。




私の亡き父は東洋大姫路の一期生。昔はよく応援したものだ。いずれにしろ今年の高校野球は面白そうだ。


 

 

 

 昨日結果が出た衆議院の3つの補欠選挙の分析が行われている。3選挙区とも20時の投票締切と同時に立憲民主党候補の当選確実が報じられた。「ゼロ打ち」とか「ゼロ当」とか言われるものだが、選挙序盤戦から当日に至るまでその支持の傾向が変わらなかったので、そうなったのだと思う。

 

 

 

 今回の選挙結果は自民党安倍派を中心とした政治資金の「裏金」問題での自民党の一人転けであり、そう難しくない結果なので、分析は様々なメディア等に任せる。

 
当日記では、日本政治、自民党政治の有名な分析者であるコロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーチス先生による選挙前の分析を紹介しておきたい。
 

 

本当に慧眼である。今回の結果が出る前から日本政治の劣化の状況がよくわかっておられる。上川外務大臣を次の総理総裁にして選挙に臨みたいという予想までしておられる。
 
最近の報道をみてもわかるように国会議員という重要な公職の候補者になることを優秀な人間がためらう社会を作ってしまっている。
 
自民党内にも次の自分の当選のことだけを考えるような小粒な人物しかいなくなっているから本来党や政治改革の狼煙をあげるべき若手からも改革の動きがない。こんな中でも先に青年局の破廉恥な話も報じられた。私の知る限りでこんなことは過去にはなかった。
 
為政者の成り手を狭めることが、国力を落とすことに直結することに疑問を持たない政治家養成機関としての政党。実際は疑問を持っているだろうが何の手も打てていない。
 
候補者の擁立は世襲か見た目とか経歴だけの公募で中長期的な養成などの手法が取り得なくなっている。
 
■ある同世代の政治家がコロナ禍に私に送ってきたメールを紹介したい。
 
「①全体的に地域や特定組織による選挙が機能しなくなったため、ふわっとした民意で通る議員が多くなった。
②そのため、地域や組織による候補者の目利きが効かなくなった。
③特定団体に利害関係がない中で、根回し、利害調整、熟考  は評価されない。一点突破、即断、妥協しないことが、ふわっとした民意に受けるためには必要。結果、浅いその場限りの評論家的議論が強くなる。
④今までは、ふわっとした民意に支えられた議員は役職につけなかったのが、この20年でそれなりの年齢、地位につき始めたので、本物偽物が目立ち始めた。
 
組織力が別格の公明党が一定の候補者の目利きができている。それとて常勤扱いではなくサラリーマン同様の厚生年金にも入れない中、候補者擁立は難しくなっていると聞く。議員年金などとっくに廃止されている。今後は容易ではないと思う。
 
政治家の劣化は国力の劣化。とはいえ、昨日の状況はこれに歯止めがかかるとは到底思えない。
 
 
 夜、テレビを見ていると、NHKでファミリーヒストリーが再放送されていた。近年、ニュース以外に同じテレビ番組をみることはそほとんどないが、この番組が放送されていると見てしまう。

NHKには受信料を払っている一人の人間として、言いたいことが山程あるが、この番組は素晴らしい。

 

 

 

お母さんの最後の日記「驕っては駄目だ」
大変素晴らしい番組だ。
 
昼食は京口幸町の元祖長浜ラーメン金豚で餃子やラーメンなど。
今朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」でまた橋下徹さんが兵庫県知事の告発文書対応について疑問を呈していたと連絡がある。この番組は全国放送で政治関係者も見ている。影響は大きい。


今回は知事の初動の誤りを指摘しているのだが、同じことを指摘する声は以前からかなり多い。
人事権という法的な権限を有する権力者としての姿勢をいかに認識しているか、人事処分の制度や理念を理解しているのかといった話にもつながっている。

自らの行為や姿勢について自らの部下である職員からの批判が記されていることに怒り、「事実無根」とか「嘘八百」とかを調査もしないまま会見の場で述べてしまったということだろう。

これは今後改められることなのだろうか。これまでの一か月の記者会見のやり取りを聞いていると誤りを認めるような発言や謙虚さは見受けられない。職員もみんな知事の姿勢を見ている。だから今後をより不安視している。

今回の問題は県で働く職員に与える影響が甚大で、ひいては県民サービスに直結する問題。しっかり取り組んでほしいという声も届いている。会派としても6月議会の代表質問で取り上げる方針で質問内容の検討に入っている。

下表は、アメーバブログの公式政治家部門ランキング。私以外は首長や国会議員など有名な政治家がほとんどである。



このランキング15位の方↑が最後にアクセス数について書いていたが、私が県競馬組合議員のときに姫路競馬の再開について記したときが最もアクセス数があり、3位以内に入ったと思う。今回はそれほどまではいかないがやはり兵庫県政についての関心が高まっているのだろう。アクセス数は増えている。

今回の問題、企業の経営者の方や組織団体役員の方の関心が極めて高いのが特徴。トップのあり方、資質についてという視点だからだと感じている。事実の解明を第三者機関できっちりとやって、県民の皆さんに報告すること。これがなければ、信用ある県政の推進ははかれない。

姫路産のたけのこご飯(これは妻)

これは私。市川町産の生の木耳(きくらげ)がスーパーで売っていたので豚肉、玉ねぎ、卵と炒める。東京時代、中野の尚ちゃんラーメンの好物を真似しているのだが見た目も味も話にならない。

 民間の有識者グループ「人口戦略会議」が先日公表した「消滅可能性自治体」の名称などが当該自治体関係者などを中心に注目されている。

 

神戸新聞


 朝日新聞


 NHK


現在の出生率の低迷する状況から日本の人口が減り続けるのは当然。それを市町村の人口に落とし込んだのがこの「人口戦略会議」の調査データの特徴。日本全体のマクロの話から、市町村のミクロの話にすることによって、個別自治体の名前があげられ、見る側も報じる側も注目する。そこまでは異論はない。

そこで何をするか。下記リンクの島根県知事の丸山知事の指摘は興味深い。



国全体の人口減少を緩やかにするためには国全体の出生率を維持していかないといけないのに、東京都のような都市部の人口集中地区の出生率が低いことがこの改善の足かせになっているという指摘である。まさにその通りである。人口問題は都市部の過度な人口集中を政策的に回避させなければならない。これはソウルや香港など東アジアの人口密度の高い集中地区でも同じ状態である。人口集中問題を改善させなければ出生率の今後の改善は望めない。とっくに知られた話である。

国会議員は一票の格差の問題からこれからも東京などの人口集中地区選出の議員の占有率が増えてくる。そうなると税の再配分という財政調整方法がより取りにくくなる。早いうちに地方譲与税等の配分を増やし、さらに地方に配分して、若い世代が地方に住むことのメリットがあるという施策を展開していかなければならない。これは受益者負担に反し、一見、効率的ではないようにも見えるだろう。しかし、将来の人口問題という国の存続そのものより勝るものはない。そうでないとこのまま国力がなくなっていくだけである。

 原資料