昼夜共に喬太郎師と同期の師匠による二人会。
「そば清」柳家喬太郎
「匙加減」入船亭扇辰
~仲入り~
「麻のれん」入船亭扇辰
「梅津忠兵衛」柳家喬太郎
扇辰師匠は久々で、匙加減は初。
たっぷり熱演。
表情豊かながらキツくなく、軽くてよろしかった
しかし扇辰師匠、仲入り後のマクラによると当日一席のみと勘違いしていたそうで、着物も一着しか用意してない、と。
道理でたっぷりなはずでして。
さっぱりとした「麻のれん」も可笑しかった。
喬太郎師匠、マクラでB級グルメとして牧のうどんの話をしていたがワタクシも昼は久々、牧のうどん。
師匠もおっしゃってた通り、食べても食べても減らないうどん。
「初音の鼓」柳家喬太郎
「という」林家彦いち
~仲入り~
「ごくごく」林家彦いち
「母恋いくらげ」柳家喬太郎
喬太郎まつりの最終日は三遊亭白鳥師匠との二人会。
マクラでは白鳥師匠の数々の言い間違いエピソードで爆笑をとる彦いち師匠、どんだけ白鳥師匠のことが好きなのか。
マクラが余程強烈だったのか、仲入り時に前の席の客が三遊亭白鳥を検索していた。
彦いち新作はノスタルジック。
トリの喬太郎師匠、マクラではこよなく愛する池袋の名所?づくしで、西武に東武、潰れた純喫茶蔵王、田中米店のポスターなど、こちらも暴走気味で可笑しい。
「母恋いくらげ」を生で観るのは初だと思うのだが動きの優雅さが素晴らしく、満足。
各会2時間超、濃密で最終日も観たくなった会でありました_