GHOST 1回目(ネタバレあり) | ともたちょぶろぐ

ともたちょぶろぐ

ライブ・ミュージカル・舞台鑑賞の感想を自由気ままにマニアックに綴っています

8月15日マチネ、浦井健治さん主演ミュージカル「GHOST」を観劇した。
私は映画のゴーストは見た事が無いので作品自体が全くの初見。
ゲネプロ写真や舞台PV映像を見ただけでけんちゃんの表情に興味津々だったので、
あの表情が生で見れる事や、どのシーンであの表情になるのか確認するのが楽しみだった。
観劇前からリピート回数が足りるのか不安になるのも珍しい事。
それだけけんちゃんに期待していた。


今回のモリー役は咲妃みゆさん。
私はお初にお目に掛かりますだったけど、
お顔が可愛らしいし、泣き芝居がナチュラルだし、全体的にとても良いお芝居をされていて好印象だった。

舞台が始まって5分も経たない内にサムとモリーのキスが始まった。
その後何回キスした事か。(笑)
私が今まで見たけんちゃんのキスシーンはわりと短めあっさりなタイプが多かったけど、
今回は結構情熱的で超長いキスが見れたのは、いつもと違うけんちゃんが見れたので新鮮で良かった。

モリーがサムに体ごと乗って抱き付くやつ(ゴースト舞台PV映像43秒部分参照)、アレ私もけんちゃんにやって貰いたい。(笑)
サムがモリーの前髪を指で分けるのも微笑ましくて、アレ私もけんちゃんにやって貰いたい。(笑)

前髪と言えばサムとカール(平間壮一さん)がスーツを着ているシーンで、
けんちゃんが壮ちゃんの髪をしつこくいじっていて、
壮ちゃんに「髪はもういいから」と言われていた。
これってアドリブっぽかったけど違うかな?

けんちゃんのギター演奏はファンクラブイベントで見た時よりは多少上手くなっていたと思うけど、
先日直ちゃんの上手いギター演奏を見たばかりなので、
「うわ~、けんちゃん凄い!」と言ってあげられなくてごめんね。(^_^;)

私はけんちゃんが口全体を覆うような形で手のひらで鼻水を拭う仕草が凄く好きで、
その時のけんちゃんの手の大きさと指の綺麗さに惚れ惚れする。

ゴーストになったサムがモリーの部屋で足をブラブラさせながら座っていたのが可愛かった。

ゴーストサムが壁を通り抜けるシーンが結構リアルだった。
何となく仕組みはわかるけど(笑)、本当に通り抜けたように見えるのが凄い。

地下鉄男は西川大貴くんでいいんだよね?
パッと見は大貴くんに見えず、大貴くんと認識出来るまで時間を要した。(^_^;)
タップダンスを踊りながら台詞を言うのが斬新だった。
大貴くんってタップが得意なんだよね?
それを承知した上での演出なのかな?と思った。

サムがオダメイ(森公美子さん)の耳元で少し高めの声でヘンリー8世が何ちゃらとぶつぶつ言うシーンが面白かった。

サムがオダメイから「手をついて謝っていない」と責められるシーンで、
けんちゃんが渋々土下座して頭を床につけた瞬間、モリクミさんが「娘さんを下さい」と言ったのでウケた。(笑)

モリクミさんが白い毛皮の衣装を着て歌い踊ったシーンの後、
けんちゃんが「今、ベイマックスみたいなのを見た」と言ったら、
モリクミさんが「それはたぶん白熊だよ」と。(笑)
自虐ネタ?(^_^;)

けんちゃんとモリクミさんの掛け合いは凄く面白い。
ただ、どこまでが台詞でどこまでがアドリブかわからない。(^_^;)

モリーがろくろを回すシーンが私にとって最初の泣きポイントだった。
みゆさんが泣きながらろくろを回す姿に貰い泣き。
大号泣だったのはサムがオダメイの体を借りてモリーに触れたシーン。
最初はモリクミさんとみゆさんで触れ合っているんだけど、
途中からそれがけんちゃんとみゆさんとなって出て来たシーンでボロ泣き。
「サムもモリーもやっとやっとお互い触れ合えたんだね」と思ったらめちゃくちゃ泣けて来た。
私的には一番強く心が動いていて気持ちの良い感動を味わっていたのに、
突然壮ちゃんが走って来てこのシーンはスパッと切られちゃった。(T_T)
サムは胸を押さえて倒れちゃうし、
てっきりこのまま綺麗な形でエンディングを迎えるものだと勝手に思っていた私としては、
「何?何?どうなっているの?何が起きたの?」とパニックだった。
私の感動の余韻を返せ~。(T_T)

最後にサムがモリーに「いつも愛してた」と言ったシーンも泣きポイントだったけど、
「死んでから言ったって遅いよ」と少々お怒りモードな気持ちの方が強かった。(^_^;)
私はモリーの考え方と同じで、伝えるべき言葉は生きているうちにちゃんと口に出して言うべきだと思うし、言って欲しいタイプ。
だからああ言う状態になるまで口に出さなかったサムにちょっとイラつく。

ラストシーンでサムが階段を登って行くシーンは、
すみません、ライオンキングのプライドロックを思い出してしまいました。(^_^;)
シンバがプライドロックを登って行く姿を。(^_^;)
けんちゃん最後に頂上で「ウォ~!」って吠えないと。なんてね。(笑)


1つの作品でこんなに沢山泣きポイントがあったのは初めての経験だった。
私はこの作品好き。
そしてけんちゃんの表現力は言わずもがな。
けんちゃんの笑顔も素敵だったけど、悲しみの表情、怒りの表情、伝えたくても伝えられないもどかしい表情が特に上手くて引き込まれた。
ちなみに、けんちゃんの顔をクシャっとさせた泣き顔は結構好き。
私にとってけんちゃんのお芝居に触れて引き込まれている時間は格別。
もうね、本当にけんちゃんの表現力が大好き!