「小宮有紗 3rdファンミーティング」まで参加して思ったこと | 肯定ログ

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好きなものは好きと言います。肯定ペンギンなので。備忘録。


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過日7/16、小宮有紗さん3rd ファンミーティングに参加してきました。
2部のみですが。

早いもので、1年経たず3度のファンミーティングを開催している小宮有紗さん。

幸運なことに3度のファンミーティングに参加できている中、改めて今回のイベントで「この人、やっぱり良いな」と感じたことがあり、この気持ちは多分この先だれかを応援していく上で忘れてはいけない気持ちだと思ったので備忘録として残しておこうと思います。

イベントが最高に楽しかった!というより「小宮有紗という人物の魅力を改めて思い知った」ものだということを念頭に置いてくださいませ。



・セットリスト

夏祭り (JITTERIN'JINN)
〜MC〜
バスターズ レディー ゴー!(特命戦隊ゴーバスターズ)
ムーンライト伝説 (美少女戦士セーラームーン)
〜トークコーナー【言い訳女子】〜
星間飛行 (マクロスF)
プラチナ (カードキャプターさくら)
〜プレゼント抽選会兼グッズ紹介〜
タッチ (タッチ)
~アンコール〜
残酷な天使のテーゼ (新世紀エヴァンゲリオン)
〜MC〜
ライオン (マクロスF)

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今回のイベントの会場は渋谷duo。
初のスタンディングということもあってか、過去のファンミーティングよりライブ多めのイベントでした。

小宮さんのイベントで歌われる曲は「小宮さん自身が好きな曲」と「みんなが知っているであろう曲」の組み合わせから成り立っているので、いつも心地いいんですよね。

一方で、とにかく騒ぎたい!声出したい!ジャンプしたい!といったスタンスの人には若干物足りないのかな、と感じたのですが、ここで感じたことをひとつ。

「ラブライブ!サンシャイン!!」の曲を歌わなかったのは何故なのか、ということ。

過去2回のファンミーティングはAqours 1stライブの前ということもあり、歌わなかったことにも納得がいきます。

小宮さんのファンミーティングに参加している人はラブライブ!サンシャイン!!がきっかけでファンになった人も少なくないはず(僕もその中のひとり)で、歌えば盛り上がること間違い無しのはず。

なので、「君のこころは輝いてるかい?」あたりは歌うかもと予想していましたし、期待もしていたというのが正直な気持ちです。

ではなぜ歌わなかったのか、という話に戻します。

まず、先述したように初のスタンディング形式であったこと。
「スタンディング形式」で「盛り上がること間違いなし」の曲は、トラブルにも直結し得ます。
スタンディングのイベントでは「ものすごい勢いで押された」とか「あんなのがいるなら2度と〇〇のイベントには行きたくない」など、いわゆる"厄介報告"も頻繁に目にします。

おそらく小宮さんは、イベント中やイベント後に起こり得るいざこざを気にしてくれたのかな、なんて思います。
イベント中のトラブルはもちろんのこと、イベントが終わったあとに「〇〇のイベントで嫌な思いをした」なんてファン同士で揉めたり、ましてや自分自身が目にするなんて嫌ですもんね。


次に、これは完全に憶測ですがファンの体調などを考慮してくれた可能性があること。

結果論ではありますが、2部において体調が優れない方が居たんですよね。
真意はどうだか僕には分かりませんが、暑いなか朝から物販に並んでいたのかもしれません。
朝から暑い中並んでいて、オールスタンディングで、疲労が蓄積してるなか盛り上がること間違いなしの曲が来たら…

そういった可能性も考えていたのかもしれないな、と思いました。


最後に、あえてサンシャイン!!を使わないことで「小宮有紗」のこの先を見据えた指針のようなものを垣間見たような気もしました。

ラブライブ!キャストの個人イベントって、ほとんどラブライブ!の曲を歌っているんですよね。
ファンもそれを期待しているし、なにより"盛り上がる"から。

元々女優として芸能界に入り、最近でこそ色々な雑誌に「声優」として謳い文句を書かれていますが、あえてサンシャイン!!を使わないことでこのイベントは「ラブライブ!サンシャイン!!黒澤ダイヤ役の小宮有紗」ではなく、「女優・小宮有紗」としての矜持を感じました。

もっと単純に、Aqoursの曲は9人のもの、みたいな感覚だったのかも知れません。


このへんの「何故サンシャイン!!を使わなかったのか論」は完全にオタクの勝手な憶測ですので、果たして本当にこんな意図があったかどうか知りません、というか、無いでしょう。
イベントを通じて何を感じるかは人それぞれなので、僕はこう思ったよ、程度に捉えてください。


今回のイベントで一番に感じたのは、小宮さんのそういった「僕たちファンのことをとても大事にしてくれている」ところが"伝わってくる"所でした。
ファンのことを大事にしてない人なんていないと思いますけど、それが伝わってくるか否かは別です。

渋谷duoといえばフロアに聳え立つ太い柱が悪名高い箱ではありますが、小宮さんはイベント中こまめに「柱の後ろの人も見えてますか?」と気にかけていて、可能な限り見えるように小宮さん自身が移動したりしていて。
来てくれた人に少しでも楽しんでほしい、という思いが伝わってきました。


ちょっと話を逸らしますが、「ファンのことを大事にしてくれている気持ち」はTwitterでも顕著です。

小宮さんは自身の関わる雑誌・映像などが公開されるとなると、こまめに情報発信してくれます。
リツイートだけで済ませるのでなく、確実に自分のことばを添えて告知をしてくれるのってなかなか簡単に出来ることじゃないですし、ファンとしてどれだけ有難いことか。

「自分の推しがもう何日もツイートしてない!」
「イベントが終わったのに何も発言が無い!」

昔、拗らせていた時の僕はこう思うことが少なくなかったですし、同じ気持ちを持っている人も居るのではないでしょうか。

自分の関連したものについて必ずひとこと添えて発言したり、イベントの後にすぐさまひとこと、なんてなかなか出来ることじゃないのが分かっているだけに、その姿勢にただ感服です。


「ファンのことを大事にしてくれている気持ち」はイベント中だけに留まらず、グッズにも反映されているのがとても好印象です。

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ファンミーティングでは物販グッズを紹介する時間があったりするのですが、小宮さんは毎度「男の人でも使えるように」「持っていてもイヤじゃないように」と考えてくれているんです。

今回のファンミーティングで販売された法被ですが、今後もずっと使ってもらえるようにという気持ちを込めて、あえて"3rdファンミーティング"などの文字を入れず「小宮有紗」のみのデザインにしたとコメントされていました。

(余談になりますが第1回ファンミーティングで販売されたトートバッグ。大きすぎず小さすぎず、非常に使いやすいので通勤時お弁当を入れるのに重宝しています。)

「持っていてもイヤじゃないように」という言葉がすごく胸に刺さっていまして、ちょっと卑屈すぎやしないか?とも思いました。
参加者サイドである僕はただイベントの日になったら会場に行く、くらいの緩〜い気持ちですが、もし自分が主催のイベントだとしたら?グッズの評判はどうだろうか?楽しんでもらえるだろうか?
そんな緩んでいた気持ちを問いただされたような気がしました。


不安な気持ちの現れ、繋がりでもうひとつ。

第2回ファンミーティングの倍くらいのキャパになり、更にスタンディング形式の第3回ファンミーティングは埋まるかどうか不安だった(要約)とも胸の内を明かされていました。

小宮さんの魅力のひとつとして、不安に思っていることも正直に口に出してくれるというところがあります。

浦の星女学院ラジオ「ぐ〜りんぱ」の第56回放送にて、小宮さん演じる黒澤ダイヤの所属するユニット・AZALEAのGALAXY HidE and SeeKが初解禁された時の「(サビ前まで小宮さんソロで)ライブでもし歌う時、不安しかない」という言葉を覚えています。

自分の弱い所を見せてくれる人って、なかなかいないですよね。
「不安な胸中を知った上で応援したいな」と、昔の僕はどれだけ思っていたことか。
演者さん自身が抱えている不安とファンが勝手に想像している"演者の不安"には確実にズレがあって、あくまで憶測でしかないものに囚われるのはすごく疲れるんです。
演者さんが口に出してくれることで認識のズレが限りなく少なくなって、文字通り"全部ひっくるめて"スキになることに没頭できるんです。


話が発展したついでにもうひとつ。

何気ないMCのなかで「ここにいる人達はみんな私の味方なので(要約)」というようなことを口にしていました。

これって、すごいことなんですよ。
埋まるかどうか不安だった会場を見事満員にして、その上で「ここにいる人達は自分の味方」って自信をもって言えちゃうのって。

これを言っていた時の口調がそこまで真剣なトーンではなく、トークの流れ的にも意識して言ったわけではないと思うのですが、自然とこういう事が言えちゃうのってファンとしては嬉しいものなんですよね。

自分の応援が小宮さんの自信に繋がっている、来て良かったな、と思わされました。


第1回、第2回のファンミーティングではイベント後にお見送りがありましたが、第3回である今回はありませんでした。(ライブハウスでのイベントだったので予想はしていました)
が、距離的なものより、過去2回より小宮さんの気持ちをより近く感じられるファンミーティングだったなというのが総括です。


来たるファンミーティング第4回は大阪と東京の2daysで、東京公演はなんと平日という社会人には厳しいスケジュールになっています。
そして、東京公演の会場はZepp東京。
キャパはスタンディングで約2700人。
渋谷duoが約700人なので約4倍のキャパに…。

憶測の域を出ませんが、今回もすごく不安だと思います。

でも、小宮さんがまた僕達のことを「味方」と思ってくれるなら。
「味方がいれば大丈夫」だと思ってくれるなら。

そう思わせてくれるのが、全部ひっくるめてスキにさせてくれるのが、小宮有紗さんだなと、改めて感じました。




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以下余談。

今回のファンミーティング、チケットこそ取ってあったものの、行くつもりは無くて。
参加を決めたのもイベントの2日くらい前です。

というのも、8月に控えたAqours2ndツアーと7/29の沼津夏祭りのために有給を申請しているので、これほどの期間に密集して有給を使うのもどうなんだろうという考えから、行くつもりが無かったというよりも職場での体裁を気にしてやむなく参加を諦めていたところでした。

では参加しようと思ったのは何故か?というと、これです。




このツイートに対して、僕はひとつの案を進言させていただきました。

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そして販売されたグッズの中にあるチケットホルダー…!

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(チケットホルダーのデザインは同じ事務所の秋月三佳さんのお姉さんがデザインされたとの事。こういう不思議な繋がりも小宮有紗という人間の魅力あってこそ、なのかもしれません。)


小宮さんのこのツイートに対しておよそ500件ほどのリプが付いていて、漏れはあると思いますがざっと目を通したところ、チケットホルダーが欲しいと言っていたのが僕を含めて2人だったんです。

自分で提案したものが実現されているのにイベント不参加でーす。は、あまりにもお粗末すぎないか?と思ったのが参加の決め手です。
こんなこと何回も無いでしょう?

先述したように物販紹介のコーナーがあり、小宮さんが「今までのぶんもこれからのぶんも入れておけるので」と紹介していまして、これは間違いなく私信だな、と。

3rdファンミーティングに来ていなかったら、死んでも死にきれなかったんじゃないかなと思っています。

こういう面でも、ファンを大事にしてくれてるなぁと感じることができたのが非常に大きかったです。

おそらくランダム封入のサイン写真。
封入率がどれほどかは分かりませんが、3パターンある3枚1セットの写真セットでそれぞれひとつずつサイン入りを引き当てる豪運も発揮。
写真は買った人だけのお楽しみということでモザイク処理してます。
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モチベーション的にも、物的にも、非常に満たされたイベントとなりました。



いやー、行ってよかったなー!


おわり。