患者さんに挨拶。その次は? | 水戸済生会総合病院 臨床研修ブログ

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ERでも病棟でも、患者さんから

話を聞く時や、診察する時には

患者さんの名前や生年月日を

確認して、「こんにちは、

研修医の○○と言います。

よろしくお願いします。」

という感じに、まず挨拶して

名乗りますよね。

 

ここで、今日の病棟でのことを

思い出してほしいのですが、

患者さんに挨拶した次に、

あなたは患者さんに、どんな

ことを言っていましたか?

もしかして、

「普段のお薬はどこでもらって

いますか?」とか、「いつから

痛かったんですか?」など、

指導医から聞いて来いと

言われたことを聞いて

しまっていないでしょうか?

 

なんでこんなことを言うのか

というと、だいぶ昔の話ですが、

編集長が病棟の患者さんの

ところに行って、話を聞いていたら

こう言われたのです。

 

「聞きたいことだけ聞いたら、

さっさといなくなるんだな」

 

そう、こちらの聞きたいことを

矢継ぎ早に質問して、それが

終われば早々に立ち去ってしまう。

 

患者さんからすれば、

いきなり文脈のよくわからない

質問をされて、何しに来たのか

分からない、というのが正直な

ところでしょう。

 

患者さんのこの言葉は、

編集長の胸に刺さりました。

 

なんで

「今つらいところはどこですか?」

「体調は大丈夫ですか?」

「腹痛で来院されたと聞いた

のですが、今はどうですか?」

 というように、患者さんをいたわる

言葉をかけなかったんだろうと

反省しました。そしてこのことは

今でも気を付けています。

 

挨拶の次に、患者さんの具合を

尋ねたり、患者さんをいたわる

一言があると、安心してくれる

はずです

(編集長)

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