1872年、日本で実質徴兵制度ともいえる「徴兵告論」と
いうのが出されました。
その中に、「(国民が)生血を以て国に報する」という文言
がありました。これは「兵役」のことを言っているのだそう
です。
以来「兵役」のことを「血税」と呼ぶようになったそうです。
生血を国に捧げる。生血を「命」という意味に捉え、税金代
わりにお国に捧げる。理不尽な話ですが、まあ「血税」とい
う解釈は出来ますね。
1945年、第二次世界大戦が終わって徴兵制度が廃止され、
「税金」を強調した言葉としてこの「血税」という言葉が使
われるようになり、今に至っているそうです。