仏陀が説く殺生、殺害、中絶、堕胎、窃盗、盗みなどの悪業、悪行と地獄の苦しみとの因果関係 | 全人類の希望・幸福の科学と幸福実現党 日本と全人類の平和と幸福を願って

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仏陀が説く殺生、殺害、中絶、堕胎、窃盗、盗みなどの悪業、悪行と地獄の苦しみとの因果関係

https://youtu.be/6T-28tkbr6M

 

 

(この動画の説明文)

仏典スッタニパータにおいて仏陀は 次のように説かれている。

 

 「この世で欲しいままに生き物を殺し、 他人の物を奪って、かえって彼らを害しようと努め、 性質が悪く、残酷で、粗暴で無礼な人々、 これが「なまぐさ」である。肉食することが 「なまぐさい」のではない。 

 

これら生けるものどもに対して貪り求め、 敵対して殺し、常に害をなすことに 努める人々は死んでから暗黒に入り、 頭を逆さまにして 地獄に堕ちる。 これが「なまぐさ」である。 肉食することが「なまぐさい」のではない。」 

 

また、仏教経典「国訳一切経 印度撰述部  阿含部二巻大東出版社」という 書籍の中の雑阿含経第十九に 屠殺(殺生)に関するお経が 説かれている。  

 

その経典には屠牛者経 屠羊弟子経  好戦経 堕胎経 猟師経  殺猪経 断人頭経  捕魚師経等の屠殺や殺生に関する お経が説かれている。  

 

そのお経に共通する主な内容は 生前(生きている間) において人間や動物達等の 生き物の屠殺(殺す事)、 殺生(生き物を殺す事)を行った者が その死後において その屠殺、殺生を行った罪業(罪障) の報いにより非常に長い年月の間 地獄(大きな悩み苦しみ憂い 悲しみの世界 極めて苦しい激痛の世界  獄卒(地獄の鬼達)により責め立てられ 苦しめられる極めて悲惨な世界)に赴き 多くの様々な激しい苦しみを受け その地獄より出てきた後にも その屠殺や殺生の 余罪により様々な生き物達(カラス  狂暴な犬 キツネ ワシ等)に内臓を ついばまれ食われその激痛に苦しみ 泣き叫んでいる様子が書かれている。 

 

その中の「好戦経」の主な内容は 戦争を好み刀等の武器によって 人々を悩まし、 苦しめ、傷つけ、殺したりした者が 死後その罪の 報いにより膨大な期間、地獄に落ち、 激烈な痛み、猛烈な苦しみに遭遇し、 すすり泣き、号泣している 悲惨な状況の姿が説かれている。 

 

 「堕胎経」というお経もある。 内容は胎児を 中絶堕胎殺害した者、又させた者、 (男性、女性を問わず堕胎の原因を作った場合も 含まれる。) 

 

死後その堕胎した又させた罪の報いにより 膨大な期間、地獄で苦しんでいる状況が 説かれている。 中絶(ちゅうぜつ)、堕胎(だたい)の果報、 業報については真言宗開祖の 弘法大師空海様も晩年の著作である 「秘密曼荼羅十住心論第一巻」 のなかで雑宝蔵経(雑蔵経  大正新修大蔵経 第十七巻 経集部四  五五八頁)というお経を引用し次のように お説きになられている。 

 

 「一人の鬼あり、その鬼が仏弟子である 目連尊者に対してこう問いかけた。 「私(鬼)の身体は常に肉の塊(かたまり)にして手 、脚、眼、耳、鼻等あること無し、つねに多くの鳥達に 体をついばまれ、食べられ、耐えられない程苦しい。 何が原因でこういう苦しみに遭(あ)うのか」 

  

目連尊者は答えて言った「あなたは前世(前生) においてつねに他者に薬を与え他者の胎児(たいじ) を堕(おろ)した。胎児を中絶させた。 胎児を殺害した。このような行為、因縁、業報により 死後、現在においてこのようなひどい苦しみを 受けている。 これは(あなたが作った)果報、行為の報い、 罪の報いであり、地獄の苦果、苦しみはまさに 後身にあり(果報の報いはあとになって受ける)」 とある。 

 

(鬼という言葉は死者を意味する。昔は死ぬ事を 鬼籍に入ると言った。) 

 

また、パーリ仏典のダンマパダやウダーナヴァルガ において仏陀は次のように説かれている。  

 

「手むかうことなく罪咎(つみとが)のない人々に 危害を加えるならば、次に挙げる十種類の 場合のうちのどれかに速やかに出会うであろう 

1、激しい痛み 2、老衰 3、身体の傷害 4、重い病 5、乱心 6、国王からの災い 7、恐ろしい告げ口 8、親族の滅亡 9、財産の損失 10、その人の家を火が焼く  

 

この愚か者は死後に地獄へ生まれる。」 

 

仏典には「極悪非道な行いをした者は死後、 地獄に堕ち極めて残虐悲惨な苦しみを受ける」 と説かれている。   

 

最古の仏典スッタニパータやパーリ中部経典の 中の賢愚経、漢訳仏典中阿含経の 癡慧地経において 仏陀はこのように説かれている

 

 「仮に賭博(とばく)や博打(ばくち)に負け自分の妻や 子供や財産を全て失い,自分も囚(とら)われの 身になるという不運があったとしても、罪、悪事を犯し、 その罪、悪事の報いにより死後、地獄へ堕ち、 膨大な年数、極めて残虐悲惨な苦しみを受ける 地獄での大苦痛大苦悩に比べれば賭博、博打に 負け自分の妻や子供や財産を全て失い,自分も 囚(とら)われの身になるという不運などはとるに 足らないわずかな不運である。」 

 

つまり「罪、悪事を犯しその罪、悪事の報いにより 死後地獄へ堕ち、膨大な年数、残虐で極めて悲惨な 苦しみに遭遇する地獄へと堕ちる不運こそが 最悪の大不幸、大不運である。」という内容が 説かれている。

 

また地獄にも種類があり阿鼻地獄、 無間地獄という地獄がある、阿鼻地獄(無間地獄)は 最も極悪非道な行為をした者が赴(おもむ)く 地獄であり、 最も痛み苦しみの激しい、極めて残虐極めて 悲惨な地獄であると仏典に説かれている。

 

 パーリ仏典サンユッタ・ニカーヤ、 雑阿含経において 仏陀は次のように説かれている。 その主な内容は  「他人から奪った人が(来世、未来において) 他人から奪われるのである。愚か者は悪の報いが 実らない間は悪の報いがない事を 当然のことだと考える。 しかし悪の報いが実ったときには愚か者は 苦悩を受ける。殺す者は(未来には)殺され 怨む者は(未来には)怨みを買う、また罵りわめく者は (未来には)他の人から罵りを受ける、 怒りたける者は(未来には)他の人から怒りを受ける。」  

 

 「悪行(悪い行為)をした者は肉体が滅んだ 死後に苦悩・災いの世界、不幸な状態、 煉獄(劣った世界 地獄 餓鬼界、畜生界) に生まれる。」 

 

「信仰もなく貪欲で利己的で悪い思いを抱き、 誤った主義に生きて敬愛の心がなく、 僧侶や托鉢をする人を嘲(ののし)り罵(あざけり)り 心に怒り心を抱き食を乞う者に 誰かが与えようとするのを邪魔する者。 このような人が死後恐ろしい煉獄 (劣った世界 地獄 餓鬼界、畜生界)に生まれる。」  

 

仏典「スッタニパータ」において仏陀は次のように お説きになられている。    

 

「一度生まれる生き物(胎生つまり母胎から 生まれる生き物)でも、二度生まれる生き物 (卵生、つまり卵から生まれる生き物)でも、 この世で生き物を害し、生き物に対する 哀(あわ)れみのない人(慈悲心のない人)、 彼を賤(いや)しい人であると知れ」

 

 「母、父、兄弟、姉妹或いは義母を打ち、 また言葉で罵(ののし)る人、彼を賤(いや)しい人 であると知れ。」とある。 

 

パーリ仏典のダンマパダにおいて仏陀は 次のようにお説きになられている 。

 

 「すべての者は暴力におびえ、全ての者は死を恐れる。 己が身を引き比べて、殺してはいけない。 殺させてはいけない。 全ての者は暴力におびえる。 全ての生き物にとって生命は愛しい。 己が身に引き比べて、殺してはいけない。 殺させてはいけない。 生きとし生ける者は幸せを求めている。 もしも暴力によって生き物を害するならば、 その人は自分の幸せを求めていても、 死後には幸せを得られない。 生きとし生ける者は幸せを求めている。 もしも暴力によって生き物を害しないならば、 その人は自分の幸せを求めているが、 死後には幸せが得られる。」