リバースの数字の謎 | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

リバースのプリントですがこんなのよくあると思います。

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それからこんなの

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赤のラバープリントの76・XL・36というのは何を意味しているのでしょうか?

それと紫のプリントの88、5は何を意味しているのでしょうか?

 

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上の写真はTAKE IVYの有名な写真ですが

このプリンストン大学の学生が着ている

袖ラインのナンバリングフットボールTでは書かれている番号

(特に60番台~80番台のこの手のTシャツのほとんど)は

卒業年度を意味していると言われています。

しかし、このリバースではそうではなく

先ほどの76・XL・36では

1976年度の36番という意味に。

88、5では

1988年度の5番という意味になります。

 

下の写真は1973年のオレゴン大学のTRACK TEAMの集合写真です。

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右前列の学生が着ているのがリバースの単色と思われますが

それを拡大すると


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左の学生は70・16で右の学生は72・12とプリントされています。

いずれもこの写真が撮られる前の年号であり

このパーカーが支給された年と推測できます。

単色までのリバースの多くはアスレチックチームで使用されていたため

どの年度の何番目の学生というのがわかりやすいように

プリントされていたようです。
すべてとは限りませんが60~90番の数字がプリントされ

その年代とほぼ一致するタグがついているものであれば

おおよそ年号に発売されたリバースと考えて

間違っていないと思います。

 

ちなみに集合写真の右に立っているこの人


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このアスレT見たことない。

72と五輪のマーク

そしてadidas。

ミュンヘンオリンピック

仕様です。

レアだなぁ~