ハノイ 蓮池とミッション | 中国茶のある暮らし茶杯の底から空を見上げる

中国茶のある暮らし茶杯の底から空を見上げる

美味しいが1番!をモットーに、京王線上北沢で中国茶教室を主宰しています。雲華ungeと申します。お茶のこと、大好きな天津市のこと、家のこと、少しベトナムのことなど書いています。

湿度90%の外界からクーラーガンガンのイーオンへ。これが東南アジア。私はこの温度差と湿気で家族とバリ島に行ったとき寝込んだのでした。パサパサ気候が好きな私には危険です。
イーオンは昨年の5月以来でした。昨年はハノイについてから肉まんのリクエストがあり、イースト探しや黒酢探しにてんやわんやしましたが、今回は強力粉薄力粉、ドライイースト、スケール、麺棒、全て日本から持って行きましたので何と楽なこと。

お肉や野菜を買ったら、あとはのんびり見学なぞしてきました。

主人のオススメで今回はじめてジャックフルーツを食べました。とても美味しいものなのですね。知らなかったー。
ジャックフルーツは、硬めのバナナのような、バナナのような甘さなのですが、バナナを食べたときの口の中の渋々がない感じ。すっきりバナナ、とでも言いましょうか。持って帰りたかった。

住んでいれば少しずつ色んな調味料を試したりも楽しそうですが、無難なところで日本では見ないベトナムのキューピー製品を買ってみました。
胡麻のとマヨネーズ、ですね。
揚げ物に美味しそうです。

そしてインスタントフォー。

下の写真は現在うちにあるストックです。

これまで4回のハノイ行き、帰りのスーツケースは毎回こんな有様です。
恥ずべきことです。フォーがインスタントラーメンみたいになっている事を知らなかったので未だに新鮮で、つい。絶対に健康によくないです。ちなみにこのマコーミックのフォー、街で食べるフォーとは似ても似つかぬものです。黄色いチキンは何故か懐かしい中国の匂いがして、青い海鮮は辛くないトムヤムクン風味です。とてもとてもジャンキーなものです。

ツボだった雑貨はこのコーヒーミル。
ここ数年毎日コーヒーを飲んでいるのにコーヒーミルを持っていませんでした。初コーヒーミルがこれになるとは。 
日本に帰ってから挽いてみましたが、それはそれは凄まじい光景。カウボーイのようなコーヒーが飲めそうです。
このコーヒーミルは飾って楽しむことにします。


イーオンでの買い物を終えて、うちに荷物を置いてから近所のイタリアンに連れて行ってもらいました。湖畔の洋館でお食事も美味しく雰囲気もよく。でも写真はありません。大学生の長男と中学生の次男がいるわが家では面白いことの連続で頭を抱えるばかりです。今回色々報告したら唖然とされましたが、相談もできてよかったです。

帰り道、暗闇に浮かぶ蓮池。蓮の花は見えないようでした。蓮池というと、中国の宮廷ドラマで見る麗しい男女が小舟でゆらゆら、なんて風景を想像していたのですが、それよりもっとしっかり「沼」という感じでした。
しばらく外を歩くと、湿気と自分が一体になって、もはや海洋生物の気分。東京で夏汗をかいて電車に乗るのはとても嫌なことですが、ハノイの夏では人も家の壁も、全てが常に汗だく。だんだん気にならなくなるのでした。

とは言えクーラーガンガンの屋内があってこそ耐えられる外の気候です。

帰るとうちのあるサービスアパートメントのエントランスホールに美しい蓮花が!毎日大ぶりのアレンジメントが素敵なのですが、こんなに美しいとは。
大感激です。

こっちの蓮花は中国のドラマに出てくるやつだあ、と勝手なイメージではありますが。今回は蓮花のシーズンを狙って行ったのですから、期待膨らみました。

寝る前にミッション遂行。
豚肉とねぎの肉まんと豚肉と白菜、フェンネル、ニラの水餃子を作りました。
冷凍庫にインして1日目終了。日本時間で夜中の3時になっていました。

気持ちよくバタンキューして、あっという間に朝を迎えたのでした。