80’ 抒情派PUNK「ILL BONE」の血と肉と骨

80’ 抒情派PUNK「ILL BONE」の血と肉と骨

80年代 インディーズ オルタナティブ・ロック ポスト・バンク ニューウェイヴ 昭和文学 映画 音楽 サブカルチャー...
抒情派パンク「ILL BONE」とその前身である「造反医学」の、血となり肉となり骨となった文化・思想・時代背景を読み解く

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「クリスティーン」

碧 暗き海で 白い線を描き
お前の左足ははここ 
静かに眠る

大切だと思ってたものを
すべて世界へ返す 
意志

酸素が 世界を満たしている 
それですべてOK 
感じる 
意志がある

こんな夜をやり過ごす 
三千の夜をやり過ごす
百年の恋の終わり 
モンスター モンスター

奴等のものは食べない 
奴等のものはない 
意志

酸素が世界を満たしている
それですべてOK
感じる
意思が 
世界の意味を食い散らかしてくのさ

遥か 遠い 今じゃない時
甘く 口の中 唾だらけにする
世界、花、鳥、風、月…
祖国!

背中から白いペンキを浴びせられ

碧 暗き海で 白い線を描き
お前の左足は モンスター モンスター

奴等のものは食べない 
奴等のものはない 
意志

酸素が世界を満たしている 
それですべてOK
感じる 
意志が
世界の意味を食い散らかしてくのさ

モンスター モンスター
モンスター モンスター
モンスター モンスター
モンスター…

NUBERLESS LAND

パリはお天気ですか? 東京は・・・

窓の外は十月の雨 ラララ ラララ ララ

いま 静かな息をしはじめる NUMBERLESS LAND

NUMBERLESS LAND

歌いながら橋を渡ろう 何もかもが光の泡の中

今朝もう血は売り飛ばしたか? ラララ ラララ ララ

いま 静かな息をしはじめる NUMBERLESS LAND

NUMBERLESS LAND

アパートの壁から 祖国の地図を描く

人々に自由と愛と革命を! ラララ ラララ ララ

いま 静かな息をしはじめる NUMBERLESS LAND

NUMBERLESS LAND

火薬の香り 罪のしるし 空にあらわれ  終わらない昭和の歌を歌ってるよ

握りつぶす 偽物の花 偽物の夢

僕は ここから離れるよ  To NUMBERLESS LAND ラララ ラララ ララ

ラララ ラララ ララ
ラララ ラララ ララ
ラララ ラララ ララ
ILL BONE「ネイション・ブルース

1983年7月18日(月)19日(火)2日間目黒鹿鳴館にて上演された
劇「Rへの書簡」の幕間に演奏するため書き下ろされた。

この劇は1958年東京で発生した小松川事件を題材に描かれていた。


トランスレコードより発売されたミニアルバム「死者」の「ネイション・ブルース」においては、
詩に劇以外の広汎性を持たせるため「李よ」の呼びかけ部分が「お前の」と変更された。