『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』「忍びの地図」を作った4人の仲間達について | アンパンマン先生の映画講座

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 映画中で「忍びの地図が登場するが、呪文を唱えるとを作った4人の名前、ムーニー、ワームテール、パッドフット、プロングズが表紙に現れる。ニックネームなので誰なのかわかりにくいので、ここで解説しておく。この4人は以下の通りである。

○ムーニー = リーマス・ルーピン

 ムーニーは、月の形容詞である。狼人間で、月を見ると変身するから。闇の魔術に対する防衛術の授業で、ハリーの番にマネ妖怪ボガートがディメンターに変身してしまい、ルーピン先生がハリーを助けるため、ボガートを自分に向かわせる。その時、ボガートが変身したのは満月(原作では銀白色の玉)である。つまり、ルーピンが一番恐れているのが満月であり、それニックネームにするとは、かなり皮肉である。この「忍びの地図」を作った1人がルーピンなので、ハリーがスネイプに捕まった時、ハリーが持っていたのが「忍びの地図」だとすぐわかった。

○ワームテール = ピーター・ペティグリュー

 変身魔法で動物に変身したアニメーガスが鼠であるが、鼠のしっぽがミミズに似ている。ミミズ=ワーム、しっぽ=テールで、ワームテール。

 後に死喰い人になり、ポッター家の居所をヴォルデモートに密告してジェームズとリリー夫妻を死に追いやった。仲間である死喰い人にはヴォルデモート敗北の元凶と見なされ、裏切り者として追われる身となる。そのため、12人のマグルを殺し、夫妻を死に追いやった罪をシリウスに着せ、自らの小指を切り落として死を偽装した。ネズミに変身し、ウィーズリー家で「スキャバーズ」という名でペットとして飼われていた。ロンのペットとしてホグワーツに来て、ハリーの傍にいたとは恐ろしい。

○プロングズ = ジェームズ・ポッター(ハリーの父親)。

 動物に変身したアニメーガスが牡鹿で、角が枝のようだという事で、枝(プロング)の複数形でプロングズ。

 ルーピンによれば悪戯好きだったそうで、「忍びの地図」を作ったのもそのためか。ハリーの元に「忍びの地図」が渡ったのは、持つべき者の手に返ったということか。ハリーの元に「忍びの地図」が渡ったのは、持つべき者の手に返ったということか。

○パッドフット = シリウス・ブラック

 アニメーガスが犬である。犬の足には肉球がある。肉球=パッド、足=フットで、パッドフット。

 ジェームズの無二の親友で、ポッターの名付け親である。アズカバンを脱獄したのは、ウィーズリー家の新聞写真を見て、探していたペティグリューが鼠に変身してハリーの友人のロンのペットになっていたのを知り、ハリーが危ないと思ったからである。

 なお、フレッドとジョージによれば、彼らが1年の時にフィルチからこれを失敬したと言う。おそらくフィルチがこの4人から没収したのだろう。

 

 

 

 

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