あひるの空の単行本は表紙にかなりこだわります。これは油絵風になってるんですね…
さて空とマドカの下校風景から。
そんなこんなで話は空の過去の恋バナへ。
空「でもみんな僕より背が高くって…バスケやってるときもそーだけど、いつも上から見られるのはちょっとツライです…」
マドカ「…空君、ちょっと目つぶって。」
空「え?」
マドカ「まだ開けちゃダメだよ?ハイ、こっち向いて。」
マドカ「こんなカンジ?」
空「あ、いや…」
ホントにそーかね?だったら大林素子が結婚できてもよさそうなもんだけども(笑)
さてここからはクズ校の球技大会、千秋とナベはソフトボール。
いや~こんなの昔は無かったでしょうよ…
さらにアポロチョコにもレア物が存在してるそーな。
これも知らんかった。つーかこれは意識せずに口に運んでしまいそーですね…
そしてこの球技大会でこの男が登場。
いくら子供が大型化してるとはいえね、身長198cm、そんな高校1年生はまずいません。陵南の魚住くらいのもんでしょ(笑)
フックシュート、これがまた難しい。何が難しいかというと、このシュート自体を真面目に練習する機会が皆無なんですよ。生粋のセンターだけが習得するシュートスタイルですし、ゆえにこれをキチンと教えられる指導者も少ないでしょうから。俺たちがゴール下でフックなんて打とうものなら、ふざけんじゃないと怒られて終わりですからね…
ところが医者から止められているというのは嘘で、実は周りのプレッシャーから逃げ出したわけで…
モキチ「ヒトの気持ちも知らないで勝手に期待されても困るんだよ。僕はただ、フツーにバスケがしたかったんだ。なのに…」
こーゆー悩みを抱えてる子供は結構いるんでしょーな。特に親が金かけて育ててる子供なんて大変なんでしょうよ。親の過度な期待はその大半が失望に変わるだけなのにね…
これに対し千秋が絶妙な返し。
千秋「いいなぁオマエ。」
どちらが子供のためになるのかは分かりませんが、まぁ子供の立場からすれば期待されない方が気楽でええよな。期待しようかしまいが子供は育ちます、それでええじゃないか…
さてとある雨の日。
さてさてそんなモキチを再び立ち上がらせたのは、憧れてた先輩の言葉でした。アイスクライマー!
これをやったことがある人は分かってるんですが、最初は協力して登ろうと誰でも試みるんですよ、だけどどちらかが置き去りにされて死んだ瞬間に何故かスイッチが入ってしまうんです。そこから先は悲惨な殺し合いだけが残るというゲームです(笑)
ありきたりな言葉でもあるんですがね、これを今の子供達に伝えるのは難しいですよ。ホントに今の子供は諦めが早いですからね。限界を迎える前に自分で申告して退く方が賢いなんて風潮まであるでしょ、今の社会ってのは…つまんないですよ、そんなのホント…