きよの漫画考察日記1182 あひるの空第8巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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あひるの空の単行本は表紙にかなりこだわります。これは油絵風になってるんですね…

お月様

さて空とマドカの下校風景から。
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俺も桜坂はよく通りますよ。通りはしますが、桜が咲いてたことが一度も無い。単なる坂です(笑)

そんなこんなで話は空の過去の恋バナへ。
「でもみんな僕より背が高くって…バスケやってるときもそーだけど、いつも上から見られるのはちょっとツライです…」
マドカ「…空君、ちょっと目つぶって。」
「え?」
マドカ「まだ開けちゃダメだよ?ハイ、こっち向いて。」
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マドカ「こんなカンジ?」
「あ、いや…」
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ホントにそーかね?だったら大林素子が結婚できてもよさそうなもんだけども(笑)


さてここからはクズ校の球技大会、千秋とナベはソフトボール。
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ガバス、これは30代後半の男子なら知ってます。ファミコン通信、通称ファミ通っていう雑誌があってね、その雑誌内で使われていた仮想通貨、それがガバスです。ギルやゴールドに匹敵するほど有名な通貨単位なんですがね…

つーわけで空の休憩中に現れた千秋と七尾。
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今の若い子は知ってるのかね?コアラのマーチでまゆげコアラを見つけると幸せになれるなんていうつまんない話が流行ったんですよ。
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一番の問題点はそもそもコアラのマーチを買うことがないという点なんですがね(笑)

さらに調べてみると、俺が子供の頃大好きだったあのチョコベビーにもレア物が存在してるそーです。
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いや~こんなの昔は無かったでしょうよ…

さらにアポロチョコにもレア物が存在してるそーな。
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これも知らんかった。つーかこれは意識せずに口に運んでしまいそーですね…

そしてこの球技大会でこの男が登場。
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茂吉要!
いくら子供が大型化してるとはいえね、身長198cm、そんな高校1年生はまずいません。陵南の魚住くらいのもんでしょ(笑)

そんなモキチの得意技はもちろんこれです。
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フックシュート、これがまた難しい。何が難しいかというと、このシュート自体を真面目に練習する機会が皆無なんですよ。生粋のセンターだけが習得するシュートスタイルですし、ゆえにこれをキチンと教えられる指導者も少ないでしょうから。俺たちがゴール下でフックなんて打とうものなら、ふざけんじゃないと怒られて終わりですからね…

つーわけで空はモキチをバスケ部に誘いますが、医者から止められているからできないとの返答。
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まぁ俺も授業なんてものは体育の時間しか興味がなかった人間でしたからね、激しい運動を禁止されてるクラスメートを見てると可哀想だなとは思いましたがね。大人ならともかく子供ははしゃぎまわってナンボやからね、それを制限されるのは辛いよな…

ところが医者から止められているというのは嘘で、実は周りのプレッシャーから逃げ出したわけで…
モキチ「ヒトの気持ちも知らないで勝手に期待されても困るんだよ。僕はただ、フツーにバスケがしたかったんだ。なのに…」
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こーゆー悩みを抱えてる子供は結構いるんでしょーな。特に親が金かけて育ててる子供なんて大変なんでしょうよ。親の過度な期待はその大半が失望に変わるだけなのにね…

これに対し千秋が絶妙な返し。
千秋「いいなぁオマエ。」
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どちらが子供のためになるのかは分かりませんが、まぁ子供の立場からすれば期待されない方が気楽でええよな。期待しようかしまいが子供は育ちます、それでええじゃないか…

さてとある雨の日。
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ファミコン世代なら千秋の「はやくのぼりすぎだ」この発言だけで何のゲームをやってるのか分かりますな。もちろんこれですよ。
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アイスクライマー!
これをやったことがある人は分かってるんですが、最初は協力して登ろうと誰でも試みるんですよ、だけどどちらかが置き去りにされて死んだ瞬間に何故かスイッチが入ってしまうんです。そこから先は悲惨な殺し合いだけが残るというゲームです(笑)

さてさてそんなモキチを再び立ち上がらせたのは、憧れてた先輩の言葉でした。
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ありきたりな言葉でもあるんですがね、これを今の子供達に伝えるのは難しいですよ。ホントに今の子供は諦めが早いですからね。限界を迎える前に自分で申告して退く方が賢いなんて風潮まであるでしょ、今の社会ってのは…つまんないですよ、そんなのホント…