半年ほど前から考えていたキャンパーバンを作る計画を、とうとう実行できることになりました。
ベース車輛はNV350キャラバン・ワイド・スーパーロングの中古車（走行６万キロ）、ディーゼルのパートタイム4WDなので、中古でもそれなりに値段は高かったです。
現状は1ナンバーで1年車検なので、次の車検までに荷室部分を架装して、車検のタイミングで1ナンバーから8ナンバーに変更登録する予定です。
実はまだ車は納車されていないですが（1月半ばの予定）、納車までにだいたいの部品は揃えておこうということで、ほとんどネットで購入し、すでに自宅の一室はたくさんの部品で山ができています。
ベンチレーター、冷蔵庫、ソーラーパネル、ディープサイクルバッテリー、ポータブルトイレ、FFヒーター、ダウンライトなど、まだまだありますが、作成の過程とともに、そのうち細かく書いていこうと思ってます。
今は正月休みなので、何かできることから始めておこうと思い、今日はFFヒーターの試運転をすることに。
資金に余裕があるなら超定番べバストのものをプロに頼んでつけてもらうところですが、如何せん費用は抑えたい、という訳で、ネットの世界でいろいろと調べてみると、中国製のものもちゃんと使えるようなので、すごく安いし、ものは試しで買ってみることに。
約18,000円で送料無料。ebayでポチッてから2週間ぐらいで中国から届きました。箱を開けてすべての部品が揃っていることを確認しました。
梱包はそれなりの感じでしたが破損もなさそう。タンクは写真と違っていて、写真のものより少し小さい。容量は５Lぐらいとのこと。スイッチパネルの表示も英語ではなく中国語。なんとなく読めるから、まあいいでしょう。
説明書は紙1枚だけで、まったく使えないのでネットで調べました。バッテリーのマイナスへ繋ぐ線は極端に短かったので延長。2sqぐらいのケーブルで15Aヒューズが付いていました。ちょっと細いような気がしなくもないような。
早速、仮設置。うちにあった板切れで台を作って設置してみました。
本体左側から吸気、右の蛇腹から温風が出ます。本体下側は黒いパイプが吸気で、サイレンサーが付いているステンのパイプが排気。
燃料は軽油を車のタンクに穴を開けて吸い上げる形にもできますが、素人は止めといたほうがいいと思うので、付属のタンクに灯油を入れて使うことに。
スイッチはこんな感じです。「開」と「関」みたいな字。なんとなく意味が通じると思われます。要はこのボタンを長押しでON/OFFということでした。
配線を繋いでしばらく考えた結果、燃料ポンプに燃料を送る必要があると気づきました。なんとなく「手動給油」と読める気がするボタンを長押ししてみました。
燃料ポンプがカツンカツンと動いて、少しづつ燃料を送り出しました。1回押すと数回カツンカツン。長押しすると押している間は送り続けます。
燃料ポンプの角度は画像のように45度ぐらい傾ける必要があるとのこと。本体まで燃料が届いたところで止めて、スイッチパネルの+/-の表示がある風量調節ボタンを長押しすると、本体内で点火した模様。
最初、排気管からしばらく白煙が出ました。ちょっと焦りましたが、不穏な感じではなかったのでしばらく様子見。落ち着いてきたようです。
燃料ポンプの音が意外とうるさい感じがしていたけど、風量調節を弱めるとマシになりました。問題なく使えそうな感じです。
本体は車内に置き、車体に穴を開けて吸排気させる必要があります。まだ車輌が来てないのでどこに設置するかは決めていません。諸々の配置を考慮の上、その場その場で臨機応変に進めていくことになると思います。
こんな感じで淡々とやっていきますが、よろしくお願いします。