中国、インドと軍隊の撤退の約束を守らず、4万もの軍隊をいまだ駐留 | ボルタのブログ

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本文は、7月25日のEpoch Timesの要旨及びそれに関するコメントです

要旨

インド政府関係者によると、中印両軍は、6月に衝突が発生したヒマラヤ山脈の国境沿いの係争地、ラダック地域から撤退を約束したにも関わらず、中国は軍隊を引き揚げていないという。駐留させている兵士の数は4万人とインドメディアは報道している。

「中国は、防空システム、装甲人員輸送車、長距離砲などの重火器に支えられた約4万人の大規模な軍隊の配備を維持し続けている。中国は、いかなる撤退の兆候も見せていない」と、通信社ANIは情報筋の発言を報じた。

最近の両国の軍事協議は7月14日、15日に行われ、双方が撤退プロセスを相互に監視することに同意した。しかし、大きな進展はなかった。

インドの国家安全保障顧問のアジット・ドバル氏は、地域の緊張緩和には、双方の軍事力を恒久的に撤退させなければならないとの見方を示している。

 

コメント

・中国は、インドと軍を撤退させることに合意し、調印までしている。合意の際、守らなかった場合の罰則などは明らかにされていない。

・インド側は、合意に従って軍を撤退させている。にもかかわらず、中国は、人民解放軍をいまだ駐留させている。

・このため、インドは何らかの形で中国に制裁を行えるはずであり、インドはもっと対外的にこの中国が約束を守らない国だと広めるべきだ。