ボルタのブログ

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本文は、6月27日のデイリー新潮の要旨及びそれに関するコメントです

要旨

 中国製の武漢肺炎(新型コロナウイルス、sars-cov-2)ワクチンの有効性に関して疑問を投げかけるような報告がこのところ相次いでいる。

 JPモルガン・アセット・マネジメントは11日「欧米製ワクチンを採用している国々では人口の40%以上に接種した後、感染者が大幅に減少したのに対し、中国製ワクチンを採用している国々ではワクチン接種後にほとんどの国で感染拡大が深刻化している」との分析結果を公表した。

 オックスフォード大学も「世界で最も感染率の高い上位10カ国のうち、パラグアイを除く9カ国が中国製ワクチンを採用している」との調査結果をまとめている。

 中国の疾病対策当局も4月に「中国製ワクチンの効果は小さい」との見方を示していた。さらに、中国当局もバーレーンのようにファイザー製などのワクチンの追加接種を検討しているようである。

 中国製ワクチンの問題は有効性の低さにとどまらない。中長期的なスパンで見た安全性についての疑義もある。ワクチン接種によってつくられた抗体がウイルスの細胞への侵入を防ぐのではなく、逆に細胞への侵入を助長する現象であるADE(抗体依存性感染増強現象)も懸念されている。大阪大学の研究チームが最近、武漢肺炎感染者の体内に「感染増強抗体」がつくられていたことを突き止めていることから、ADEに対する懸念が深まっている。

 中国製ワクチンは感染防止に役立たないばかりか、ADEのリスクが高まる危険な代物かもしれないのである。中国政府は一刻も早くワクチンの有効性や安全性に関する情報公開を行うべきではないだろうか。

 

コメント

・イタリアのドラギ首相は25日、チリで中国製ワクチンが普及しながら感染が再拡大している現状に触れ、「中国のワクチンは有効ではない」との見解を示した。これに対し、中国は激しく反発している。

・中国製ワクチンの安全性は当初から疑問視されていた。また、有効性も時間がたつにつれ徐々に下がっていった。そして、その安全性は、WHOが定めた最低限の値まで下がった。

・中国はワクチン外交を推し進めていこうとしている。当初は成功していたように見えたが、徐々に馬脚を露し、中国のワクチン外交は失敗に終わっている。