混迷を極めるJ2昇格争い。 | たたみすとの日常

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 おはようございます。

 11月18日(水)に行われた明治安田生命J3リーグ第28節の結果により、開幕から無敗だったブラウブリッツ秋田の2度目のJ3優勝と初のJ2昇格が決定しました。2021年シーズンに、J2に昇格出来るのは最大2チーム。もうひと枠が残されています。そして、J2昇格となる2位の座を争う戦うが混迷を極めているところなのです。来期、J2で迎え撃つ立場となるFC町田ゼルビア・サポーターとしては、気になるところです。

 

 

 上記は、明治安田生命J3リーグ第29節終了時点の順位と、残り試合の対戦相手を一覧にしたものです。現在2位のSC相模原が勝ち点50。9位の鹿児島ユナイテッドFCが勝ち点43。俗に、逆転可能な勝ち点差=残り試合数と言われていますので。現実的に可能性があるのは7位・FC今治くらいまでと思われますが、残り5試合ですからね。5連勝というのはあり得ることです。

 ここでひとつ気づいたのは、既に優勝を決めたブラウブリッツ秋田が、昨日行われた第29節・カターレ富山戦を含め、残り試合すべての対戦相手が昇格争いに関わるチームだということです。昨日の試合で、ブラウブリッツ秋田は今期初の黒星を喫しました。J2昇格争いのカギを握っているのは、ブラウブリッツ秋田であることは間違いありません。

 現在、もっともJ2昇格に近い位置に立つSC相模原は、勝ち点差3のガイナーレ鳥取との6ポイント・ゲームに始まり、現在は下位のヴァンラーレ八戸、アスルクラロ沼津との対戦のあと、ブラウブリッツ秋田、FC今治と続きます。ここ3試合でどこまで勝ち点を積むかがポイントになりますね。

 過去にJFL優勝経験がありながら、ライセンスの関係で昇格が叶わなかったAC長野パルセイロは、こちらの経験と相まって、個人的にはぜひ昇格して欲しいチームです。昨日はアスルクラロ沼津に初黒星を喫してしまいましたが、昇格争いのライバルとの対戦は次節・FC今治と第33節・FC岐阜戦のみ。順調に勝ち点を積み上げることが出来れば、悲願のJ2昇格がありますでしょう。

 J3降格1年目のFC岐阜とロアッソ熊本は対照的。FC岐阜は、第11節に10位まで順位を落として苦戦していましたが、ここにきて少しずつ順位を上げ、本格的に昇格争いに絡んできました。ロアッソ熊本は、開幕以降、常に上位にいましたが、ここに来てやや失速。下のグループに吸収される形となっています。

 もっとも、残り試合の対戦相手がキツいのは6位・ガイナーレ鳥取。第33節・福島ユナイテッドFC戦を除く4試合が昇格争いのライバルとの対戦。しかしながら、ガイナーレ鳥取がここで勝ち星を積み上げてくると、他のチームの対戦結果に関わらず浮上してくる可能性があります。こちらもカギを握る存在ですね。

 残り試合数<勝ち点差となっているカターレ富山と鹿児島ユナイテッドFCのうち、鹿児島ユナイテッドFCは、最終節にブラウブリッツ秋田戦を残すのみで、ここからの4試合は昇格争いに絡んでいない対戦相手。上位が星の潰し合いをしている中で、浮上のチャンスはまだあるように思われます。

 来期、J2に昇格してくるチームは、22チーム中4チームが降格という厳しい条件下で戦うこととなります。J1昇格を目指すFC町田ゼルビアとしては、残留争いには絶対に巻き込まれたくないところですが、現状を鑑みれば、来期、それがないとは言い切れません。今後のJ2昇格争いに、十分に注視していきたいですね。

 

 

今日も、

お読みくださいまして、

ありがとうございました。

昨日は、

JFL・テゲバジャーロ宮崎の

J3参入(昇格)が決定しました。

今日は、

来期のJFL昇格を決める

地域CLファイナルステージ最終戦が

行われています。

いよいよ、各カテゴリーのリーグ戦も

大詰めですね。