走っているお子さんを撮る方法 | 読むだけでプロなみの写真が撮れるようになるブログ

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人物撮影専門のプロカメラマンが、カメラの選び方から撮影のテクニックまで大公開


公園を走り回っていたり

運動会やスポーツの試合で

お子さんを撮るとき

いちばん難しいのが

ピントを合わせることです



最近のカメラだと

オートフォーカスの性能がいいので

ずっとピントを合わせ続ける

方法もアリなのですが

どんなカメラでも使える

テクニックを今日はお伝えしますね



一度合わせたピントの位置を

動かさないことを

フォーカスロックといいます



相手が場所を移動せず

じっとしたまま何枚も

続けて撮るときに使う

このテクニックを応用します



その都度ピントを

合わせ直さずにすむので

素早く撮れるのです



iPhoneの場合だと

ピントを合わせたい場所を

しばらく画面を長押し

してみてください


iPhoneでのAFロック


そうすると

↑このように四角い枠が

点滅して「AE/AFロック」

という表示が出てきます



この状態にしておけば

iPhoneのカメラは

ピントの位置を固定してくれます



ではピントをどこに固定するか

その目安はお子さんが

どこに走っていくか予測をして

その地面にピントを

合わせておくのです



例えばこのような場面だと↓

赤丸で印をつけたところはどれも

カメラからの距離は同じなので

いずれかの場所に

フォーカスロックをかけます


こちらに走ってくる子どもさん

そしてお子さんがピントの合っている

場所を通りがかったときに

待ち伏せするように

シャッターを切るわけです



ポイントは走ってきた時に

お子さんの体にピントを合わせようと

するのではなく

あらかじめ地面にピントを

合わせておくことなんですね