画素数は多ければいいという迷信 | 読むだけでプロなみの写真が撮れるようになるブログ

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人物撮影専門のプロカメラマンが、カメラの選び方から撮影のテクニックまで大公開


そのカメラ何万画素ですか?

という質問をされることがあります



プロが使っているカメラだから

さぞかし画素数の多い立派な

カメラを持っている

そんな印象があるのかと思います



先日も聞かれて

実際に何万画素だっけ?と

すぐに返事できず困ったくらい

気にしていませんでした



というのも

カメラの記録センサーは

画素数ではなく

1画素の大きさのほうが

重要なのです



例えるなら

同じ1パック10個入りでも

うずら卵と鶏卵だと

重さが全然違います



八宝菜にうずら卵を

10個入れても食べきれそうな

イメージがありますが

鶏卵10個だとすぐお腹いっぱいに

なりそうですよね



たまご1個の大きさで

満腹感が変わるのと同じように

カメラの記録センサーの

1画素が大きいほうが

画質が良くなるのです



なので画素数の多さで

カメラメーカーさんは

性能が向上したことを

アピールしますが



うずら卵を10個から20個に

やみくもに増やしているのか

鶏卵が10個のままなのか



たまご1個の大きさが違うのに

数だけ比較しても意味がないわけです