読むだけでプロなみの写真が撮れるようになるブログ

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人物撮影専門のプロカメラマンが、カメラの選び方から撮影のテクニックまで大公開

Amebaでブログを始めよう!

全身写真を撮るとき、以前の記事で

スタイルよく写る方法をご案内しました


今回は撮影後に無料アプリで

脚だけを長くする方法をご案内しますね


「Spring」というアプリを

↓こちらからダウンロードしてください

iPhone版のダウンロード



Android版のダウンロード



アプリを起動すると

写真を撮るか、

アルバムから写真を選びます↓




上の真ん中の部分は

変形ポイントを2カ所にするか

3カ所選んで設定するかの切り替えです↓




今回は3カ所指定パターンにします

設定するラインが3本あるので

肩、腰、くるぶしのあたりに

かかるように移動させます↓




右側のボタンをスライドさせると

脚の長さを調整できます↓




写真を撮るときはピントを合わせますよね

一眼レフなど設定を細かく変更できるカメラの場合

「絞り」の数値を変えることで

ピントの合う範囲を

広くしたり狭くしたりできます



↑このようにティッシュの箱を

階段状に並べて

一番手前の青い箱に

ピントを合わせて撮ります


「絞り」を変えると

後ろの緑やオレンジ色の箱にも

ピントが合っているように

撮ることができます↓




反対に青い箱以外がふんわりと

ぼけるように設定することも可能です↓




ピントのことを日本語で「焦点」といいますが

実際にはピントは点ではなく「面」で合っています




青い箱の文字にピントを合わせると

箱の表面全体にもピントは合っています


「絞り」を変えることで

ピントの合う面の奥行きが変わります


奥行きの範囲を広くすれば

オレンジの箱までクッキリ写りますし


奥行きの範囲を狭くすると

青い箱だけピントが合っていて

範囲外の部分がぼけるので

立体的に見えるように撮れるわけです

一眼レフで写真を撮るとき

設定がたくさんありすぎて

何から覚えればいいかわからない

そんな方のために

料理をすることで例えてみます。



料理の手順もたくさんありますが

フライパンでステーキを焼くとします。



おいしく焼き上げるためには

こういうことに気をつけていると思います



1. 強火で焼くのか、弱火にするか


ガスコンロ


2. 一気に焼き上げるのか

長時間じっくり火を通すのか


キッチンタイマー


3. 薄手のフライパンを使うのか

厚みのある高価なフライパンを使うのか


フライパン


厚みのあるフライパンで

長時間弱火でじっくり焼くこともあれば

薄手のフライパンで

強火で一気に焼くこともあるかと思います。



組み合わせはその2通りだけでなく

薄手のフライパンで

弱火で短時間サッとあぶるような

調理方法もあるように

無限に考えることができます



一眼レフカメラの設定も

・絞り
・シャッター速度
・ISO感度

の3つの強さ、弱さの

無限の組み合わせの中から

どれにするのかを決めることで

おいしい料理ができあがるように、

思い通りの見た目の

写真が仕上がるのです。

屋内で写真を撮るとき

その場所の照明の色を

気にしたことはありますか?


↓たとえばこのようなお部屋の場合





1. 窓の外から太陽の光

2. 机の上の読書灯

3. 天井に吊されたペンダントランプ

4. ソファの隣に間接照明と


4種類の光に照らされています



お部屋そのものを撮る場合は問題なくても

その場所で人物を撮るときに

顔色が変に写ってしまうことがあります



その原因は、青白っぽい光と

黄色っぽい光が混ざっているから。



蛍光灯や白熱灯

LED電球など

照明の色には違いがあります



会議室やホールなどで照明が

↓このような組み合わせのときがあります





メインの蛍光灯と

サブのスポットライトが混ざっています



意識して観察しなければ

人の目には「明るい」「暗い」は

認識できても「青白い」「黄色い」は

あまり気にならないものなのです。

肌の色を自然な明るい色で撮りたいときは

その場の光の色にも気を向けてみてくださいね。



コツとしては

点灯させる光は1種類だけにして

一番明るい蛍光灯だけ使って

スポットライトは消すようにすることです。

スマホのカメラはレンズが

上のほうについていますよね





机に置いてあるものを撮るとき

普段通りの持ちかただと

見下ろすようになるので

机の表面がたくさん写ります





地面近くにあるものを撮るとき

試してももらいたいのが

スマホを逆さまに持ってみることです





逆さまに持つと

レンズが下のほうになるので

指で隠れないように気をつけてくださいね





レンズが地面に近づくことで

机の表面よりも

遠くにある景色のほうが

たくさん写ります。





地面すれすれから

見上げるような景色は

意外な迫力が表現できます

一度試してみてくださいね!

一眼レフで写真を撮るとき、ファインダーは両目を開けて覗いていますか?

それとも片目はつぶっていますか?


カメラを構えている様子


↑広告で使われる写真なので、目を開けていたほうがカッコイイですが

基本的には、片目を閉じて撮ったほうが撮りやすいかと思います。



たとえばセミナー会場で講師の姿を撮るとき、

↓少し離れたところに立っているとします。


広角で撮った場合


でも離れていても望遠レンズを使えば

↓このように表情をアップで撮れますよね


望遠で撮った場合


望遠レンズを使っているときは

片目を閉じていたほうが

講師の表情、まばたきの様子が

確認しやすくて集中できます。



↓ただ、このように会場全体が写るように

撮るときは広角レンズを使いますよね


広角で撮った場合


その時ファインダーをのぞいても

講師の表情がよくわからないのです・・・

できたら笑顔の瞬間とか

まばたきをしていない時をねらいたいので

両目を開けて撮っています。



両目で撮ると映像が二重になるので

慣れるまでは酔いそうになりますが

ファインダーで写る範囲を確認しつつ

もう片方の目で表情を肉眼でとらえることが

できるようになります

人物撮影のときに

よく聞かれることの一つが

どのように立てばいいか



特に女性の場合に多いのが

ウエストを細く

スタイルよく見せたい

そんなリクエストです



今日お伝えするポイントは2つ

腰をひねることと

ウエストと腕のあいだに

すきまを作ることです


立ち姿みほん


足のつま先の方向を

カメラのレンズではなく

左右どちらかにずらして

立ってみてください



そのまま上半身だけ

カメラの正面に向くよう

腰をひねるのです



そうすることで

腰が絞られたようになり

さらに細くスタイル良く

写すことができます



そして腕の位置も

腰にピッタリくっつけると

全体が大きく見えてしまいます



なので腰から離して

すきまができるように

輪っかをつくると

ウエストがハッキリして

細くスタイル良く

写すことができます

2014年2月8日(土)に写真のセミナーをします
詳しくはこちらをご覧ください

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何気なく使ってる

一眼レフという単語



カメラの種類なんだな

ってことはわかるから

詳しい意味を知らないまま

そんな方も多いと思います



カメラのレンズって

外した状態で覗いてみると

上下逆さまの景色が見えます


外したレンズの様子


天文ファンの方なら

天体望遠鏡も同じように

上下逆さまに見えるから

ご存じかもしれません



撮った写真がフィルムに

上下逆さまに写ってても

プリントした紙を

クルッと回せば

困ることはないですよね



でも撮るときに

上下逆さまだと不便です



だからカメラには

レンズの向こうを見るときに

逆さまを元に戻して

見えるしかけがあります



↓その場所がこのあたり


ペンタプリズム部


中には小さな鏡のようなものが

何枚か入っていて

反射をくり返すことで

逆さまの景色を元に戻します



反射のことを英語で

レフレックス(reflex)

と言うので

一眼「レフ」なんですね

バレリーナの指先


先日バレエ教室での撮影を

ご依頼いただいて

レッスン風景を撮ってきました



ジャズダンスやフラダンス

日本舞踊など発表会の様子を

撮りに行く機会も多く



最初のうちはコツがつかめず

失敗写真の大量生産でした



もともと僕はF1などの

レーシングカーを撮ることから

写真のお仕事を始めた人なので

動いているものを撮るのは

得意であるにもかかわらずです



目の前の景色をよく見て

瞬間的に判断してシャッターを

反射的に押す

これだけではダメだったんですね



それでは何が足りなかったのでしょう?















写真だから目で見て撮るもの

そう思っていたから

気づかなかったのですが

ダンスの撮影の時は

音楽が流れているんですね



そう

目で見て撮るのではなく

耳で撮ると美しいポーズの

写真がたくさん撮れるようになったのです



音楽のリズムに合わせて

拍のタイミングで

シャッターを押すだけ



ダンスの写真を撮る機会があれば

みなさんも試してみてくださいね!

写真データのサイズで知っておいてほしいこと」の続きです



デジカメで撮った写真データを

メールで送ったり

ブログで使うために

タテとヨコのサイズを変えたいときの

具体的な方法をお伝えしますね



Macをお使いの方限定になりますが

最初から入っているソフト「プレビュー」を

使ってサイズ変更をする方法です



サイズ変更をしたい画像を開くと

↓「ツール」メニューの中に

「サイズを調整」という項目があります





それをクリックすると

↓幅と高さのサイズ変更の画面が表示されます





幅と高さの単位は「ピクセル」にしてから

変更したい数値を入れるようにしてくださいね



↓または「サイズを合わせる」のリストから

よく使われる数値の組み合わせを選ぶことも可能です





あと、「縦横比を固定」のチェックは

必ず入れておいてください

そうしないと縦長だったり横長の

不自然な見た目の画像になってしまいます