「25回で習得!加減算のはじき方」はこちら
お陰様で今年はここまで昨年の倍のメンバーに入会頂きました。
在籍メンバー数も過去最多を更新しており、初歩フェーズをクリアしてゲーム(S1 CUP)に参加できるメンバーも続々と増えてきました。
しかし、一方で弾き方を覚える段階で苦戦しているメンバーも増えてきています。
これはイカン!
という事でそんなメンバー向けの記事第一弾です。
そろばんの足し算には3つのパターンが存在します。
えっ、たったそれだけ?
そうなんです。
基本パターンを大きく分けた場合の話ですが、足し算は3パターンしか存在しません。
その3パターンを「3を足す足し算」を例にご説明します。
【パターン1】 シンプルな足し算
「5+3」で考えます。
そろばんには「5」が置いてあり、1玉が4つ空いています。
普通に足すことができるので、1玉を3つを上げて答えは「8」と求まります。
特別なことはないとてもシンプルなパターンです。
当教室のカリキュラムでは1Fで学ぶ内容です。(YouTubeで見る)(具体的な練習メニューはこちら)
【パターン2】 5の組み合わせを使った足し算
「2+3」で考えます。
そろばんには「2」が置いてあり、1玉は2つしか空いていません。
3を足すには1玉が足りないので、3を5にする組み合わせ「2」を使います。
※当教室では「3を5にする友達は2」と説明しています。
それで、3を足すときは「5を足しながら2を取る」というやり方で計算します。
「+3」を「+5-2」に置き換えて計算をしています。
5玉が存在するそろばんならではのパターンです。
当教室のカリキュラムでは3Fで学ぶ内容です。(YouTubeで見る)(具体的な練習メニューはこちら)
【パターン3】 10の組み合わせを使った足し算
「8+3」で考えます。
そろばんには「8」が置いてあり、「1」しか空いていません。
足す数「3」よりも小さい数しか空いていないので、(その位の中で)足すことができません。
そこで、3を10にする組み合わせ「7」を使います。
3を足せないときは「7を取って10を足す」で計算します。
「+3」を「-7+10」に置き換えて計算をしています。
要は繰り上がりの計算です。
当教室のカリキュラムでは5Fで学ぶ内容です。(YouTubeで見る)(具体的な練習メニューはこちら)
足し算の基本パターンは上記の3つのみです。
式の変換などが書いてあるので難しく感じるかもしれません。
ですが、理屈を無視してやり方を覚えるだけであれば幼児でもできる内容です。
ですので同じパターンのみが出題されている時は、少し練習すると問題なくできるようになります。
しかし、各パターンがランダムに出題されると途端に混乱してしまいます。
当教室のカリキュラムでは6Fチャレンジがそこに当たります。
そこをクリアするにはどうすればよいか?
どのパターンを使うべきか順番に判断していく必要があります。
そして、その判断方法こそが初歩フェーズにおける最大のキモとなります。
その方法とは、、、長くなったので次回に続きます。
◆足し算と引き算のやり方シリーズ
足し算のやり方~基本は3パターンのみ~
足し算のやり方~足せるか足せないか?~
引き算のやり方~基本はやはり3パターン~
引き算のやり方~引けるか引けないか?~
足し算・引き算を覚える上で注意すべきこと