足し算のやり方~足せるか足せないか?~ | そろばん式暗算STUDIO Soroban11111代表のブログ

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「25回で習得!加減算のはじき方」はこちら

 

 


前回の記事で、

足し算の基本パターンは以下3つのみであること。

 


パターン1) シンプルな足し算

パターン2) 5の組み合わせの足し算

パターン3) 10の組み合わせの足し算(繰り上がり)

そして、どのパターンを使うか判断する方法こそが重要であると書きました。

今回はその判断方法をご説明します。

判断は二段階で行います。



【判断1】 足せるか足せないか?

足せるか足せないかは、空いているか空いていないかで判断します。

空いている場合は足せるので判断2へ移ります。

空いていない場合は足せないのでパターン3を使います。


つまり、判断1では繰り上がりするか否かを判断しています。


例えば「2+3」の場合、2を置いた時点で7空いています。

 


足す数3よりもたくさん空いているので足せます。

ですので、判断2に移ります。


例えば「8+3」の場合、8を置いた時点で1空いています。

 


足す数3よりも小さい1しか空いていないので足せません。

ですので、パターン3を使います。



【判断2】 1玉が足りるか足りないか?

判断1で空いているので足せるとなった場合に考えます。

1玉が足りる場合はパターン1を使います。

1玉が足りない場合はパターン2を使います。



例えば「5+3」の場合、5を置いた時点で1玉は4つ空いています。

 


3を足すのに1玉が足りるので、パターン1を使います。


例えば「2+3」の場合、2を置いた時点で1玉は2つ空いています。

 

 

3を足すのに1玉が足りないので、パターン2を使います。




足し算の判断方法はこれだけです。

これだけですがとても重要です。

そして、特に重要なのが1つ目の「足せるか足せないか?」です。

ですので、これらの判断を必要とするフェーズに進んだメンバーには、

「足せるか足せないかを必ず考えて!」と繰り返し、繰り返し、繰り返し、、、伝えています。

しかし、そこで苦戦しているメンバーの多くはそれをサボっています!

私が前に付き「足せるか足せないか?」と質問した時はできるのに、自分一人になるとできなくなってしまうメンバーはまさにこれが原因です。


足し算のやり方が分からなくなってしまうメンバーは、

足し算をする時にまず、「足せるか足せないか?」を必ず考えるようにして下さい♪

YouTubeで見る)(具体的な練習メニューはこちら


◆足し算と引き算のやり方シリーズ

足し算のやり方~基本は3パターンのみ~

足し算のやり方~足せるか足せないか?~

引き算のやり方~基本はやはり3パターン~

引き算のやり方~引けるか引けないか?~

足し算・引き算を覚える上で注意すべきこと