【考察】 Gorogoa | 遙か宇宙の彼方へ

遙か宇宙の彼方へ

のんびりと更新していく予定です

 Gorogoa(ゴロゴア)の私個人による考察です

 ネタバレだらけの内容になっているので注意してください

 なお、未プレイの方は何も見ないでプレイした方が楽しめるかと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【考察を始めるにあたって】

 

 今まではQ&A形式による書き方をしていたけど、今回はその方法で行うことが難しいので読み物形式にしました

 Q&A形式を多用してきたのは、整理するのが楽・読みやすい ことが理由です

 

 尚、この考察は個人的な見解であり正解ではありません

 

【考察をするきっかけとなった疑問】

 

 1.どうして五つの宝珠(と呼びます)集めを失敗したのか?

 2.宝珠集めをしている「少年」以外にも出てくる人は誰?登場した理由は?

 3.宝珠とは?

 4.プレイヤーの役割は?

 5.Gorogoaとは?

 

 以上5点がクリアして思ったことです

 疑問を解決するために更に数回クリアしました

 

 ちなみに、5についてははっきりとした答えを見出だしていません

 

【考察する上で参考にしたもの】

 

 五大

 

 

 

 

 

【物語(考察)】

 

 ある日、少年は奇妙で大きな生物「ゴロゴア」を見つけました

 本を調べると、そこにはその生物と五つの宝珠について書かれていました

 

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 そこで、少年は宝珠探しをすることにしました

 

 まずは、赤い宝珠のある場所に向かいます

 器を置いて待っていると、どこかから赤リンゴが落ちてきました

 本を読んで宝珠のことを知っていた少年ではあるけれども宝珠のことを理解していなかったのでリンゴを宝珠だと勘違いしました

 

 リンゴが器に入ったときに「アレッ?」て思います

 

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 でも、これが宝珠だと勘違いしました

 

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 そうして、少年は宝珠のある場所に向かい、そこにある果実(トロフィーではフルーツ)を集めました

 

 すべての果実を集め終わり、審判の刻が訪れました

 

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 宝珠を生物に捧げようとしたが「宝珠」ではないので、生物は怒り狂い、少年は崩れ落ちた瓦礫とともに建物から落下しました

 

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 失敗した代償に片足が不自由になった少年は、一生を杖がないと生きていけない体になりました

 

 生物の怒りによって町は壊滅状態になるが、一般人には生物の姿を見ることができないので、ただ空から隕石が降り注いでいるようにしか見えませんでした(上のSS:左上)

 

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 少年もまた生物を見ることができなくなっていました

 

 もう一度生物に見えるため、そして、今度こそ本物の宝珠を捧げるために一生をかけて研究していきます

 しかし、少年はあの時の怒り狂った生物の目(下のSS:右下)や落下したときのことを思い出し挫けそうになります

 

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 様々な本を読み漁っていた少年は修行の旅に出かけました

 

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 そして、再び奇妙で大きな生物が現れる日が来たとき、少年は大人になっていました(下のSS:左下。カレンダーの日付のマークに注目)

 

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 しかし、生物を見ることができませんでした

 

 奇妙で大きな生物に見える日に(下のSS:右上)

 

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 見えることができなかった(下のSS:右上)

 

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 修行(下のSS:右下)しても見ることができず、ショックで修行した品物(下のSS:左下)を床に倒してしまいました

 

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 もう二度と見ることができないと思いながら…(下のSS:右下)

 

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 初老に達した少年は研究を続けていました。心が折れたことがあるけど諦めませんでした

 長い期間をかけて資料を集め真相がわかりかけていました(下のSS:左下)

 

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 あの時のトラウマ(上のSS:右下)はすでに克服していました。もう落下したときのことに怯えることはなくなりました

 

 老人になり、少年時代に果実を捧げた場所に再びやって来ました

 

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 もう理解していました

 宝珠が何なのかを

 宝珠は物ではなく心の中にあるものだということを

 

 たとえば、赤色の宝珠はリンゴではないことを

 

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 心の中に存在し、決して目で見えるものではないことを

 

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 そして、宝珠は、少年と老人の二人ではなく、一生をかけて手に入れるものだということを理解していました

 

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 遂に老人は大きな生物を視ることができました

 宇宙を識り、「真理」を得ました

 

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「真理」こそが「ゴロゴア」だったのです

 

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【もう一つの物語:プレイヤーの物語(考察)】

 

 大きな生物を見た少年が五つの宝珠を集めようとしていることを見つけたあなた(プレイヤー)は少年を観察することにした

 あなたは少年の人生を同時に視ることができ、あらゆる時代の様子を同時に「観察」しながら宝珠集めをしている少年を「審査」していきます

 

 あなたは少年が「真理」を得る資格がないことを知り、宝珠ではなくリンゴを落とします

 つまり、あなたは少年が宝珠集めを間違えるように仕向けました

 これ以降、少年が間違いを犯すように誘導していきます

 

 あなたは「宝珠を探す少年」に「干渉」していくけど、「その後の人生を生きる少年」には「干渉」していません

 ただ、その後の人生を生きる少年は「観察」するだけです。ただ、各々の人生で使われている物を利用しています

 

「真理」に到達できる人は極僅かしかいません

 

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 少年は「真理」を得る資格はなかったけど「真理」を視ることができました

 だから、あなたは「試練」を与えました

 少年の片足が犠牲になったけど、自らの手で「真理」に到達できるかを「観察」することにしました

 

 そうして少年の人生を観察し続けたあなたは、少年が老人になったとき、資格を得たか確かめるために、少年のそれぞれの時代の心を視て宝珠を得たことがわかりました

 

 赤色の宝珠は車椅子の少年の心の中に

 

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 緑色の宝珠は壊滅した町の中で杖をついている少年の心に

 黄色の宝珠は夜に本を読んでいる少年の心に

 青色の宝珠は修業を終え大人になった少年の心に

 

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 紫色の宝珠は初老を迎えた少年の心に

 

 

 あなたは「真理」を得る資格があるかどうかを判別する神です

 

 あなたは少年に「試練」を与えました

「試練」を達成するには長い期間…それこそ生涯をかける必要がありました

 だから、あなたは「その後の人生を生きる少年」を「観察」したのです

 

 また、少年の一生を同時に観察していくためには四枠が必要でした

 宝珠を集める少年が失敗するように仕向け、同時に試練を与えた少年を観察するために

 四枠になるのは「観察」し始めてから「真理」を得るまでです

 

 少年が「真理」を得たことであなたの役割は終わりました

 少年にとっては長い時間でも、あなたにとっては数時間の出来事です

 

《注意》

 

 考察において、「見る」と「視る」を使い分けています

 本来の意味は、ほぼ違いはありません

 

 しかし、自分の思い描いた意味に当てはまる単語が出てこなくてこのような形にしました。区別したいからです

 

 私がこの単語に込めた意味は以下の通りになります(この考察のみの使い方です)

 

 見る:自分の目で見る

 視る:自分の心で見る