ひたすら映像美専科 TOP100 ノミネート作品
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王妃マルゴ (1994) フランス
16世紀フランスで起こった聖バルテルミーの大虐殺（カトリックがプロテスタントを大量に殺戮した事件）の時代を描いた作品。映像美だけではなく、歴史考証も正確すぎるという評判もあるようだ。
彩度を抑えた深みのある色彩で重厚かつ格調高い映像の中世ヨーロッパ歴史劇。
本作品はその典型といえる映像美でまさにフランスの歴史絵巻。
特別にあっと驚く派手なカットはないのだが、全体の映像がずっとハイレベルな美しさ。
生首をマルゴが撫でるシーンまで美しいのはちょっと驚いた。
さらに特筆すべきは、王妃マルゴを演じるイザベル・アジャーニの美しさだろう。
あまり女優の容姿の美しさを映像美として語るのは好きではないけども、本作の場合はちょっと特別。
撮影時に40歳だったというのもかなり驚く。
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