乃木坂46「君の名は希望」は早くも今年のベスト・チューンかも!? | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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乃木坂46の5枚目のシングル「君の名は希望」です。

これ、めちゃくちゃイイです
発売から2週間経ってますが、まだ聴いたことのない方はぜひ聴いてみて下さい。
ふだんアイドルの曲なんて聴かない、という方にも聴いてもらいたい!


作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦、有木竜郎

この曲、メロディーはもちろんのこと、歌詞も全編素晴らしいんです。
全部載せるのは大変なので、サビの部分だけ載せますね。

こんなに誰かを恋しくなる
自分がいたなんて
想像も出来なかったこと
未来はいつだって
新たなときめきと出会いの場
君の名前は“希望”と今知った

こんなに心が切なくなる
恋ってあるんだね
キラキラと輝いている
同じ今日だって
僕らの足跡は続いてる
君の名前は“希望”と今知った

それまでの人生を虚しく孤独に生きてきた少年が、一人の女のコに恋をする事によって周りの世界が美しく見え、ドキドキしたり切なくなったりする自分自身にも驚き、そして前を向いてまっすぐ歩く事を決意する
生きる喜びを与えてくれた“君”こそが“希望そのもの”なんだと謳う・・・。

う~ん、なんてピュアで力強い歌詞なんだ!

秋元康氏はこのテーマを変に比喩を使ったりせず、また独特の言葉遊びや流行り言葉を取り入れたりもせず、ただただ実直に言葉を並べてくれた!
これがこの曲を普遍性のあるものにし、後世にまで残る名曲たらしめた、と僕は思うんですよね。


今度は『MUSIC FAIR』での歌唱場面を見て下さい。
いずれ削除されるでしょうから、ぜひ今のうちに!
↑の動画より音声デカいです。

メンバーの一人、生田絵梨花ちゃんのピアノ伴奏だけをバックに清々しい歌声を披露してくれました


いくちゃん!・・・このコはピアノ、歌、演技、全てに素晴らしい才能を持った少女。
将来的に乃木坂だけで終わるコではないでしょう、きっと。


最初に歌詞について書きましたが、それ以上にやっぱりメロディーが素晴らしい
イントロのピアノから、Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロ、全てのパートが、美しくそして滑らかな旋律で埋め尽くされているのです。
打ちこみによるビート感は力強さを、そしてピアノとストリングスで清らかさを表現するアレンジも的確。この曲は適度な疾走感を伴ってることで聴く者に自然と前を向かせる効果もあるんですよね。


そして肝心なのは乃木坂46の少女たちの声が清々しく、歌唱にヘンなクセもない事。
歌の上手いコもいるんですがあえてソロパートなどは作らず、全編複数のメンバーのユニゾンで歌われるので、弱々しい歌声のコがいても音的に厚みを増します

AKB48とも、また他のあらゆるアイドルとも違う、これぞ
乃木坂46にしか表現し得ない傑作だ、と僕は信じて止みません。

ジャンルを超えて、時代をも超えて、多くの人の胸に残る名曲だと思います
少なくとも今年のベスト・チューン候補ですね、僕にとっては。





PS:ちなみに僕の推しメンは“さゆりんご”こと松村沙友理ちゃん。


テレ東『乃木坂って、どこ?』で、とある高校の卒業式でサプライズライブを行った企画で、「自分の歌に感動した~!」と、泣きながらこの曲の良さを表現してたのが印象的でした(笑)






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