BON JOVIのニューアルバム『WHAT ABOUT NOW』の出来がイイです
アルバムのオープニングでリーダー・トラックの「Because We Can」をどうぞ!
2000年代以降の彼らのアンセムともなったヒット・チューン「It's My Life」を思わせる力強いナンバー「Because We Can」は、タイトルからも想像できるようにアメリカ国民に向けての“気合い入れソング”になってます。
こういう、拳を握って振り上げたくなるロック・チューンでスタートするアルバムにまず駄作はあり得ない
という僕の持論(?)を、3曲目のタイトル・トラック「What About Now」が早くも証明してくれました!
これこれ、こういうのを待ってたんだよ、俺たちは
と、思わず何度も頷いてしまうほど、BON JOVIらしさに溢れたパワフルかつメロディアスなナンバーに心躍らずにいられません
♪What About Now
これを日本語に訳すと
♪今こそどうだい?
まるで「いつやるか?・・・今でしょ!」
みたいな、なんとも旬な歌詞です(笑)
この後もミドルテンポ、スローバラードを挟みながらも、あくまでノリの良いロック・チューンが要所を締めるこのアルバム。
中でも10曲目に登場するこの「Beautiful World」が・・・
メロディアスで、スピーディーで、ポジティヴで、でもちょっと切なくて・・・
とにかく最高なんです。
後半「ピッ」というヘンな信号音が数か所入ってますが、恐らく削除対策だと思うのでご了承を。
いやぁ~、本当に良い曲だ!特にサビメロの流れるような展開はウットリしちゃいます・・・
この後11曲目、12曲目とスローダウンして本編終了なのですが、ボーナストラックとして13曲目に収録された「With These Two Hands」がこれまた最高のBON JOVI節炸裂曲で・・・、何でこれがボートラ?!と抗議したくてしょうがありません
ね?ボーナストラックとは思えないGOOD SONGでしょ
とにかくこのアルバム、一つ一つの楽曲の完成度が高いうえに、その並べ方が絶妙!バラードの後に激しい曲が来ると「キタ───(´∀`)───!!」と、思わず一人でニンマリしちゃうんですよね~。
95年のアルバム『These Days』などはバラード系が多くて通して聴くのはしんどかったりしたんですが、やっぱりロック・チューン主体のアルバムは聴いてて痛快!
サウンド的にはもう少しリッチー・サンボラのギターをガンガン聴きたかったという印象はありますが、昨年ソロ・アルバムを出してギターを弾きまくったリッチー本人にはバランスがとれて良かったのかも・・・。
それにしても毎回我々ファンの期待にガッチリ応えてくれるオリジナル・アルバムを出してくるBON JOVIには頭が下がります
次に来日した時には何としてでもライブ初参戦しなきゃ!(・・・って、これほどのファンのくせに今まで一度も生で観たことなかったんかい!俺)
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