おはようございます。
おのころ心平です。
僕は、ときどき講座の中で、
「カラダの気持ちに
なってみるワーク」
なるものをやることがあります。
肩の気持ち、
首すじの気持ち、
腰の気持ち、
足首の気持ち、
それぞれの部位の気持ちになって、
日常の自分を観てみる。
それぞれの部位が
どんな思いで、
毎日、あなたを支えているか
を感じてみる…。
視点を変えて、
自分の日常を顧みることで、
意外な発見があったりします。
あ、自分にはこんなクセがあったのだと、
気づいたりもします。
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僕の場合は、
内臓のはたらきに、
ときめきを感じてしまうのです。
心臓の鼓動、
呼吸の波、
胃腸の蠕動運動のささやき…。
あー、この時点で、
ちょっと頭がフツーではありませんね。
振り返れば、
256のカラダの
部位、器官、細胞の
気持ちになって
作文をつづってしまいました。
肝臓、腎臓、心臓といった
メジャーな臓器は言うに及ばず、
免疫の大食細胞、
肝臓のクッファー細胞、
お肌のランゲルハンス細胞など、
多くの人には、
その存在すら
知られていない細胞に至るまで。
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たとえば、糖尿病において、
すい臓から見たカラダの様子と、
肝臓から見たそのカラダの様子と、
腎臓から見たカラダの様子は、
それぞれ違います。同じ状態でも、
臓器それぞれの立場から見ると、
ちょっとずつ状況が異なるのです。
そこに、なぜ糖尿病が
いま生じているのか、
のヒントを見てきました。
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そして、これは実は、
日常の人間関係においても
応用できるのです。
同じ状況にいるのに、
その状況の受け取り方は
各人において微妙に違います。
個々人それぞれに
その人の歴史があるのだから、
それは当然ですよね。
それぞれの人の歴史を思いやる。
そこに、ときめきまで
感じることができたなら、
あなたの意識の器が
ぐぐっと広がり、
状況を打開するチャンスが
増えるのかもしれませんね。
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見方を増やし、味方を増やす。