日本政策金融公庫は、最寄りでは明石市にもあるのですが、農林水産事業は、兵庫県内では神戸支店しか取り扱っていないため、神戸支店へ行ってきました。
とりあえず神戸市の認定農業者になることができましたので、「スーパーL資金」という認定農業者専用の融資制度の説明を受けることが目的でした。
担当者の方に農業経営改善計画書と認定農業者証を見せると
「認定農業者野方向けのスーパーL資金がありますが、今日申し込んで行かれますか?」
とすぐに申し込むことができるような感じでした。
金利は現在0.1%、人・農地プランの中心となる経営体であれば、神戸市からの利子補給があり、実質無利息のようです。
基本、代取が連帯保証人となり、日本政策金融公庫のプロパー融資となるそうです。内容によっては、農地等を担保に提供しなければならないようですが、その内容は不明です。
某協同組合を窓口に同じ融資を受けることが出来るのですが、担当者の説明では、
「某協同組合が嫌いな人も多い。先進的な取り組みをされている方は、直接来られる方も多い。」
という説明でした。
「行政書士さんなら得意分野かもしれませんが、なかには難しい書類もあります。ホームページからダウンロードもできるので見てください」
と言われたので、見てみました。
経営ビジョンシートと経営発展プランという書類、内容がどこかで見かけた内容です。
経営理念、外部環境、内部環境、強み、弱み、今年成分化した経営指針書があればスラスラ書ける内容ばかりです。
これは行政書士に依頼しても流石に無理です。
「何のために経営をするのか?」
これを考えるのは経営者の仕事です。
担当者に私がとある経営者団体に所属し、経営指針書を作成した経緯を説明し、その経営者団体を知っていますか?と聞くと
「・・・ああ、ええ名前は、聞いたことがあると思います・・・」
と絶対知らん反応でした。
この経営者団体、経営者に向けた勉強会は充実しているのですが、外向けの広報が弱すぎます。
この経営者団体の理念では、「他の中小企業団体とも連携し」とか「自治体や地域の人々と共に地域おこし、街づくりに行動する」などと書かれています。
三宮の再開発事業でも経済団体として加わってなかったし、良い経営環境を作る気持ちはあるんかな。やる気ないなら理念に書かんほうがええのにね。
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