天才アインシュタイン ー 子ども時代は発達障害、自閉症、知恵遅れ、イジメに遭う劣等生だった? | 不登校・登校拒否・登校しぶり、別室登校・保健室登校、通信制高校、ひきこもり、カウンセリング

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20世紀最大の科学者にして物理学会に大革命をもたらした
天才アルバート・アインシュタイン



彼は、子どもの頃から大の勉強嫌いだったことは有名な話ですね。


そのアインシュタインについて教育心理学の伊藤隆二先生が『育つ才能 伸びる個性 ー 世界の偉人50人の子ども時代』に書いておられますので、何ヶ所か抜粋してみましょう。 


でも、本文をお読みになる方が断然面白いですよ。ぜひこの本を入手して、でもお子さんにも読んでいただきたいですね。きっとお子さんの励みになりますよ。



「…小学校時代のアインシュタインは、勉強のほうはさっぱりだった。そのもそのはず、幼児期には話し言葉が非常におくれていて、四歳ごろまで、両親は「息子は知恵おくれである」と思い込んでいたほどだったというのだ。」


「なんでも九歳になっても、アインシュタインは自由にしゃべることができなかったという。」


「学校へいくようになっても、アインシュタインは特別な才能はなにもない子どもだった。同級生のあいだでは、愛すべき空想家(軽蔑したときの表現)だとうわされたという。」


「父親は学校のせんせいから「アルバート(アインシュタインの名)は頭の回転がにぶく、非社交的で、何らのとりえもない」と聞かされて、非常に失望したと、つたえられている。」


「…古典語と歴史の勉強が大嫌いで、その時間はただ席に座っているだけで、勉強するそぶりさえみせなかったので、先生は非常に気を悪くした。」


「成績はいつもクラスで「最下位」だったのは言うまでもない。先生たちはかれのことを「のろま君」と呼んで軽蔑した。」


「…そうしたアインシュタインの才能を、先生たちは、だれひとりとして、見抜けなかったのだ。そしてとうとうある日突然に、かれは先生から、登校しない方がいいといい渡されてしまったのである。」


「かれがクラスにいると他の生徒の邪魔になる、という理由からであった。」




如何でしたか。



天才アインシュタインが、もし現在の日本に生まれ、日本の学校に通っていれば、果たしてどうなっていたでしょうか。


恐らく “発達障害”、“自閉症”、“対人不安”、“場面緘黙”、“知能障害”、“学習障害”その他の障害名、症状名、病名等を鈴のようにいっぱいつけられる可能性が大いにありますね。



そして学校では、担任の先生にバカ扱いされ、クラスメートにはいじめられること、請け合いです。

また、知識・技量不足と経験の浅いスクールカウンセラーの心理検査では“要診察・治療”と判定されたでしょう。

心療内科や精神科のクリニックではたくさんのお薬を渡され、廃人同然の、薬漬けの日々を送ったことでしょうね。



日本では恐らく、問題児、劣等生、障害持ち、アホな生徒扱いされるであろうアインシュタイン。


そのアインシュタインが、なんと26歳のときに有名な「特殊相対性理論」という論文を発表して世界を驚かせたのです。



「アインシュタイン君、日本に生まれないでよかったね。」

「アインシュタイン君、日本の学校で“教育”されないでよかったね。」

とついつい、思ってしまいました。




しかし、日本も捨てたものではありませんね。

私の8月6日付けブログ 「ぜひご覧ください: 不登校子どもたちのための素晴らしいプロジェクト!」 でご紹介しましたが、東京大学・先端 科学技術研究センターが

突出した才能を持ちながら、学校生活になじめず不登校になっている子どもを選抜し、日本をリードする人材に育てる「異才発掘プロジェクト」

に乗り出しています。



このようなプロジェクトが多くの大学や教育機関に設置されることをここから願っています。

そして、一般の学校教育ではともすれば評価されず、はじき飛ばされ、先生やクラスメートから貶されたりして不登校となり、せっかくもって生まれた天分や才能を発揮できずにいる多くの青少年たちの、輝かしい未来を切り開くチャンスが、全国に広がることを願ってやみません。




お母さん、貴女のお子さんも生まれつきの“天分”(才能、適正、能力)を持っています。

それは神様(天))が全ての人間に授けた才能、“天才”と言ってもいいと思います。




学校がその才能を発掘し、伸ばしてくれないのであれば、

お母さん、ぜひ貴女にトライしていただきたいと思います。




世界と人類の未来を切り開く明日の“天才”は、

いま貴女の近くで寝転んで、毎日ゲームに遊び惚けて

毎日叱られている、そこの“誰かさん”かもしれませんね。
(笑)





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