韓国の消防署設備 | なぁのブログ

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気まぐれで始めてしまったブログです。今後、どのようなブログになるかは、書いている本人にも分かりませんw

韓国の衛星放送・ケーブルTV局のJTBCですが、消防署の現場取材をしていましたので、ご紹介いたします。


消防士たちの劣悪な勤務現場...錆びた機器に人材不足「JTBC」
記事入力2014-06-10 22:39

[アンカー] 昨日(9日)、現職の消防士が私達の放送に出演して、なぜリレー1人デモに出たのか説明してくれました。内容の中にゴム手袋はめて火消していくという話が出たのですが、視聴者の皆さんもちょっとあきれるという反応が多くて、直接行って事情を調べました。

チョン・ジェユン記者です。

【記者】
消防車の隅々が錆ついています。


荷台は開けるたびにゴム部分がはがれていきます。

火災鎮圧時に水を噴出しなければならポンプも度々問題を起こします。

「진한두/江原 근덕119安全センター消防:(ポンプが)現場で使ってみると、突然動かなくなります。非常に狼狽します。」

全国5千6百台の消防車両のうち、使用年限が過ぎた古い車は1千2百台余りで20%を超えました。

安全手袋やマスクなどの基本的な保護装備も不足しています。

今私が着ている防火服が旧型で、こちらが本当の新型防火服ですよ。


この新型防火服は、摂氏650度まで耐えることができますが、この旧型防火服は、250度まで耐えることができます。


予算が不足して、この新型防火服は、一部の消防士たちにだけ支給されている状況です。

また、このような長靴や手袋なども、3年に一度は変えなければなりませんが、5年が過ぎた機器がほとんどです。

人材不足も問題です。

全国で消防士一人で勤務している一人の消防署が81の場所になります。

その内で江原道が20カ所を超えしました。

「金世県/江原魯谷119地域隊消防署員:魯谷地域の面積はソウルの1/4程度です。一人で出動しなければならない量が多く、1人3役·4役をしてみると困難が多すぎます。」

日々、危​​険を冒して災害現場に出る消防士たちは、古い消防設備の貧弱なサポートが惜しい(悔しい)だけです。
チョン・ジェユン
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=102&oid=437&aid=0000043446


おいおい! 江原道って冬季オリンピック開催予定地の平昌のあるところですよね。財政難と聞いていましたがこれほどとは…orz

韓国の地方自治は中央集権型で、2割自治といわれています。8割は国からのひも付き予算で、残り2割が地方自治体独自に使える予算というわけです。消防署の予算は地方自治体の予算から配分されることになっていて、地方の予算状況によって格差が生じます。

そういえば、朝鮮日報日本語版でも、3交代制1人勤務の消防署が全国で81か所あるといってましたねぇ。

1人で運転・消火・救助、財源不足で「消防署ひとり」:中央日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/08/2014060800445.html

おまけに、消防署の設備がこのような状況では…、これはもう限度を超えています。
格差を是正するには国が予算配分を増やしてやらないとどうにも………って、国も予算不足でしたねorz

韓国ちゃん、南大門やセウォル号の件といい、あらゆる自治が崩壊してな~い?