韓国の水道水からウランを検出 | なぁのブログ

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気まぐれで始めてしまったブログです。今後、どのようなブログになるかは、書いている本人にも分かりませんw

以前に韓国の飲料水のラドン濃度の記事を紹介いたしましたが、ラドンだけではなくウラン含有量などもかなり高いようです。


地下水22所でウランを超過検出。政府低減装置の開発
入力 2014.06.12 12:03

【世宗=ニューシス】キム·ジウン記者=町上水道の地下水のウランなどの自然放射性物質を調査した結果、一部の地下水では、米国の飲料水水質基準を超過したことが分かった。

環境省は昨年、全国101の市·郡·区616の村の地下水を調査した結果、22所(3.6%)で米国のウラン飲料水の水質基準である、30㎍/Lを超えたと12日明らかにした。

自然放射性物質は、地質帯(深い地)で自然に発生する物質で、ウラン、ラドン、全α線量などに分けられる。我が国はウランのみの水質監視項目を置いて管理しているのが実情である。

調査の結果、ウランだけでなく、58所(9.4%)は、米国のラドン提案値4000pCi/Lを、2つの地点(0.3%)は、米国の全α線量の飲料水水質基準15pCi/Lをそれぞれ超過した。

特に検出量の最高値を、米国の飲料水水質基準と比較してみると、ウランは348.73μg/Lで基準の11.6倍、ラドンは2万1,937pCi/Lで提案値5.5倍、全α線量は44.48pCi/Lで約3倍高いことが分かった。

環境省は、自然放射性物質の自然低減特性も調査した。原水と家庭の蛇口から出るぜひ指数を連携して分析したところ、ウランは濃度がほぼ一定して自然の低減がされていないことが確認された。一方、ラドンは原水給水栓比指数で平均約40%前後の低減率を示し、原水が超過した58地点のうち、給水栓も超過したポイントは20箇所であった。

環境省の関係者は「米国の飲料水水質基準と、提案値を超えた自然放射性物質含有地下水を飲む場合は、健康に直接異常が生じるわけではない」として「一部の人々にとっての長期過度にさらされる場合、ウランは、放射性毒性よりも化学的毒性による腎毒性が現れ、ラドンは肺がんや胃がんを誘発する」と説明した。

政府は、自然放射性物質が超えて検出された地域について、「地下水の自然放射性物質の検出地域の管理指針」を管轄自治体に通知し、飲用自制などの措置を指示した。

また、自然放射性物質の含有量が高く検出された地域のうち2地域を選定して、放射性物質低減装置を開発·普及するモデル事業を推進する計画だ。

あわせウランだけでなく、今回の調査結果などをもとに、ラドンの管理基準も設ける方針と伝えた。
http://media.daum.net/society/newsview?newsid=20140612120309428


まず、最初に断っておきますが、米国のウランなどの水質基準(提案値)は限度をあらわしているものではありません。なぜ、米国の提案値を使うのかというとWHO飲料水水質ガイドラインの値を元に決められているからのようです。

そして、記事中の単位 pCi/L はピコキュリー/Lことで、ベクレル/Lに換算するには0.0037を掛ければ換算できます。

日本では飲料水のウラン含有量についての話は聞きませんね。欧州のミネラルウォーターには含まれているという話は聞きましたけれど。日本の飲料水のウラン含有量は水質管理目標として、20μg/L以下(暫定値)に設定されていて、この値を超えると監視対象となるそうです。

水質基準項目と基準値(51項目)「厚生労働省」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html

WHO飲料水水質ガイドライン(日本語版)がありますので参考までに。
http://www.niph.go.jp/soshiki/suido/pdf/h24whogdwq/WHOgdwq4thJPweb_all_20130423.pdf

韓国ちゃん、いろんなところで放射線レベルが高いですね。