男性は痴漢体質か? | miyuki-manmanのブログ

miyuki-manmanのブログ

ブログの説明を入力します。

ブラウザのホームをヤホオにしてるから
とりあえず世間の事情と乖離しない程度には
ニュースを読んでいる。
毎朝、コーヒーを飲みながら一通り目を通すんだけど
よくまあこれだけ日本全国に性犯罪者が分布してるものだなー
と思う。

日本の男性はおおむね痴漢体質だという「まとめ」もあるが
普通、そういうのには女尊男卑教信者や「冤罪がー!」などなど
お決まりのパターンの男性たちがネットリと絡みつく。
まともに根拠を示して反論するならかっこいいんだけど
何の確たる論拠もなく感情的に性差別だのと訴える姿は
思考停止するしかないほど寄る辺がないようで哀れだ。

そもそも、日本では男女とも同じような環境で
同程度の教育を受けて育っているはずなので、
どちらかの性だけ道徳心に欠けるとか
反社会性が強くなるということに必然性はない。

ところが、例年発表される警察白書を見ると
犯罪者には歴然と性差がある。

https://www.npa.go.jp/hakusyo/h28/data.html

男女の人口比がほぼ同数であることを考えると
分母は同じなのに圧倒的に男性は犯罪者率が高い。 
凶悪犯を含めて犯罪全体で見ると、
男女の比率がほぼ4:1。
性犯罪に至っては男99.7%、女0.3%だ。

何がいいたいのかというと、
性差別だの女尊男卑だのという前に
この事実をどう読み解いていかに扱うのか
という科学的態度を示すべきだと私は思う。

それは人としての品格であったり、
人格の成熟度の問題だったりするわけで、
既にある性差だけの問題ではなくて
社会を構成する単位要素としての位置づけにも
関わってくる重要な問題でもある。

一部で男性保育士による女児着替え補助が問題になって
そこでも性差別だと言い募る人間は多く、怒声すら響く。
男性市長による保育のプロだからという擁護論もあって
女尊男卑教信者も意気が上がってるように見える。
男性保育士による女児の着替え補助は望ましくないという
保護者の声はかき消されてしまった観がある。

しかし、最優先すべき問題は幼児の安全ではないのか。
これを危機管理の問題として考えるなら、性犯罪が起こる
危険性を考慮しないのは異常だと思う。
男性保育士はプロだから信用されるべきという言葉は
説得力があるのだろうか。
多くの警察官や教師、公務員、そして男性保育士による
ワイセツ事件が頻発している中では寝言にしか思えない。

雇用する側は性犯罪者の99.7%が男性であるという事実を
恣意的に読み間違ってはいけない。
「女性保育士にも変態はいるだろう」という声もあるが、
出現頻度が全然違うことを無視している。
白書のデータを10年単位で見れば女性の出現率は
男性の0.15%まで下がる。

性差別を叫ぶ人間が現実を無視して感情的な反応しかできない
愚かさを内包しているかがわかるというものだ。