オイスターズ プロデュース公演
『日本語私辞典』
【名古屋公演】
2021年8月19日(木)~22日(日)
ささしまスタジオ
作・演出:平塚直隆
ステージング・振付:服部哲郎(afterimage/archaiclightbody)
舞台監督:柴田頼克(電光石火一発座/かすがい創造庫)
照明:今津知也(オレンヂスタ) 音響:堀場眼助(マナコ・プロジェクト)
衣装:菅井一輝(office cassini) 宣伝美術:大久保勝信
制作:オイスターズ、今井あや子、寺島久美子
出演:
平塚直隆[オイスターズ](役者1)
橋本咲季(役者2)
中尾達也[オイスターズ](役者3)
廣瀬菜都美[A-team group A-light](役者4)
秋葉七海[エージェントオフィスタクト](役者5)
川本麻里那[劇団あおきりみかん](役者6)
芝原啓成[オイスターズ](役者7)
佐藤美輝(役者8)
田内康介[オイスターズ](役者9)
STORY
いつもの朝、いつもの挨拶をして、いつもの人達に会って、いつものように笑って、いつものように寝る。そうやっていつも当り前にある物や人が突然消えてしまった。…そんなこともいつもある。それも日常ならば、当り前に「私」だと思っていた「私」が突然「私」ではなくなってしまう事だってあるだろう。そうなると失って初めて気づく日常の光景には、さて、誰がいつ気付くのでしょう?【公式サイトより】
8月に名古屋、9月に富良野で上演された公演を観劇三昧にて鑑賞。
この作品は2013年、七ツ寺共同スタジオでの上演を観ているが、筒井康隆さんの『残像に口紅を』が再度話題になっている今、図らずもタイムリーな公演となった。
戯曲デジタルアーカイブにアップされている戯曲を確認したところ、2013年版から修正されたところもあるようだが、「せ」「き」「し」を消した直後に「台詞がだんだん時代劇臭くなっていくでしょ?」とトリプルで出てきたりもするし、そもそも同時に「ご」が消えているから「日本語私辞典」も消えてしまうのではといった疑問も。笑
それとチラシにも引用されている「絶対絶命」は恥ずかしすぎる間違いなので早く修正しましょうね(チラシはもうどうしようもないけど)。
2013年版から継続のキャストは平塚直隆さんと田内康介さんのみ。
今回は男優陣はオイスターズ、女優陣は客演という構成。
秋葉七海さんは未来演劇部『ドレミの歌』に続いての平塚作品。キャストは総じてよかった。
配信時間1時間30分。