あらためて「完璧主義」について

【完璧を目指すほど遠ざかるもの】

昨日は那須から東京に戻って
仕事したあと、

こんな素敵なガラスの靴(ジョッキ)を履いて
きらびやかな舞踏会に参加していました。

１２時になっても帰らない
「飲ンデレラ」

あなたもお酒とお友達。
心理カウンセラーの

かとちゃんです (*ﾉ∀｀*)ｳｨｰ

さあ、中年オジサンの
スマッシュ・ギャグからはじまりました

かとちゃんのブログ。

アナタ、
ここでクジけて
読むのやめちゃあいけませんよっ！

さて、今日は、
このギャグが
言いたかっただけなんですが

ついでなんで
ひと記事書いときます。

「完璧主義」

ってありますよね。

ボクがいつも言う

「がんばる教」

と、まあ似たようなもんなんですが

最近何人かの
クライアントさんに
このことをオハナシさせていただいたので

簡単に、そして改めて
まとめとこうと思いました。

ボクは昔から
「完璧主義者」って

周りから言われていました。

「完璧主義者」って
ネガティブな意味もあるけど
ポジティブ的な意味もありますよね。

「コダワリが強い」的な。

実際ボクは言われても
そんなに悪い意味ではとっていませんでした。
特に仕事においては。

コダワリ強く、
なんでも完璧に
こなそうとするその姿勢は
悪いことではないし

実際、そのおかげで
成し遂げてこられたことも多々あります。

ただね、この「完璧主義」

通常は人生において

あまり良くない影響を
及ぼすこともあるんです。

小説家、画家、
ミュージシャン
などのような

アーティスティックな方々
においては

特にこの

「コダワリ」「完璧」というのは

非常に重要なファクターだったりします。

でもそういうアーティストの方が
ココロを病んじゃったり

ご自分の手であの世に行ってしまう

っていうのもよく聞くハナシ。

実はこの
同じ「完璧主義者」でも

“ココロが正常でいられる人”と

“ココロを病んでしまう人“との

境目は何か、というと

その「コダワリ」の原動力が

【ワクワク】　なのか　【恐れ】　なのか

という点にあります。

【ワクワク】の場合は
楽しさでエネルギーが溢れ出し

もっともっとステキにしたいと、

完璧を追い求めていきます。

【恐れ】の場合は

“完璧であらねばならない”
“完璧でなければ愛されない”

というココロの“渇望”を
埋めようとして、

自分をすり減らして
完璧を突き詰めていく。

【恐れ】の場合、

その求める「完璧」は永遠に
来ることはありません。

ココロの餓鬼がむさぼる「完璧」は
どこまでも延々と続く無間地獄デス。

このままの自分ではダメだと

ココロに欠乏感の穴を掘り続けながら

その穴を完璧であることで埋めようとする。

完全なるマッチポンプです。

【ワクワク】の人は

その「完璧」を

「ま、このへんでいっかー」って
やめることができますが、

【恐れ】の人は

その「完璧」を
止めることができません。

恐いからね。

で、

かとちゃん的「完璧主義」の定義
なんですが

「実際の“結果”として完璧に
　できているかどうかは問題ではなく

　“完璧”のハードルを上げすぎて、
　　そこに到達できない自分に
　　ダメを出し続けている人」

としています。

つまり

「いつまで経っても
　そのままの自分にマルをつけられない人」

です。

自己受容できず

自己肯定感が低い人、ってこと。

だから苦しい
だからその完璧を求める旅が
終わらない。

実際に完璧になれないからこその
完璧＊主義＊なんです。

さらに特徴的なのは

「完璧主義」の人は

自分がそうであることに
気がついていない人も多いです。

周囲から

「スゴイね」と言われても

「いえいえ私なんて
　全然できてないんです」

って思っている人がめっちゃ多い。

まさにアナタです。

なんだか
なんでもやり過ぎてしまう人

完璧を求めることがやめられない人

周囲から「完璧主義」と言われる人、

自分が

認められない、愛されないという【恐れ】
から行動してないか、

一度立ち止まって考えてみてね。

【恐れ】さえ
手放すことができれば

その「コダワリ」はアナタの

強みであり
魅力や才能、能力、個性に変わりまっせ（＾ω＾）

P.S.1
かとちゃんがお手伝いさせていただいた最新本が出ました。
「ママがいい！」を解決する奮闘するパパたちを救う本です（＾ω＾）