糖質制限とエンゲル係数 | ブラックジャックの孫 間 黒助 の ガン治療研究ブログ


間 黒助です。




糖質制限を本格的に始めると、

まず最初に直面するのが 『 エンゲル係数 』 の増加、

つまり食費がかかるという問題でしょう。


何しろ、

米も小麦製品も値段が安くお腹一杯食べられ、

お金をかけずにお腹を膨らませることができ、

満腹感を与えてくれるのが炭水化物なのです。


これは世の中の大盛りのお店のご飯やラーメンの量、

カップ麺の値段と麺の量を見れば分かります。


同様にお代わり自由のお店は、

その名の通りご飯のお代わりが自由です。

米や麺類が安いからこそのお代わり自由です。


ところが糖質制限は、

その “ 安くて腹一杯食える炭水化物 ” を食べない食事法です。


しかしたんぱく質も脂質も炭水化物より値段が高いのです。

これではエンゲル係数が上がるのは当たり前です。

実際、どんぶり飯の分のカロリーを豚肉や牛肉で補うとすると、

ちょっとした値段になるはずです。


ちなみに米の値段が安いのは、

米の消費量以上に米が生産されているからです。

日本人1人あたりの米の消費量はこの50年で半分に減っています。

一方、米の総生産量も50年前の約60%に減っています。

つまり、

生産量も減りましたが、

それ以上に消費量が減少したため、

米が市場で余っていて、

低価格にしないと売れない状況みたいです。


その米を食べなくなるのですから、

糖質制限をするとエンゲル係数が上がるのは避けられないと考えるのが当然ですよね。


ところが実際に糖質制限をしてみると分かりますが、

開始と同時に一時的にはエンゲル係数は上がるものの、

糖質制限に体が慣れてくると、

エンゲル係数は次第に減少していくようです。


理由は、

豆腐などの値段の安い大豆製品がご飯代わりになり、

糖質制限をすると、

それほど量を食べなくても満足するようになります。

糖質制限をしている人の間では1日2食にしている人が多いし、

厳密に糖質摂取量をゼロにしている人には1日1食の人も珍しくありません。

空腹感がないのでそれ以上食べる必要がないのです。

しかも1食分の食事の量は、

ご飯を食べていた頃より明らかに減少します。

米やラーメンを食べていた頃は、

“ 1人前の食事を食べきらないといけない ”

と無意識に考えてしまい、

必要以上に食べてしまっていましたが、

糖質制限をすると、

“ 満腹ではないが満足 ”

という感じになり、

満腹まで食べる習慣がなくなり、

結果的に食事量は減少します。











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