「えらぶ」/増岡大地 | 全員サッカーへの、挑戦

全員サッカーへの、挑戦

関西大学サッカー部は
「全員サッカーで日本一」になるために
熱い毎日を送っています。


こんばんは

滋賀県の草津東高校出身
文学部、新4回生の増岡大地です。


あなたには"なりたい姿"はありますか?


その為に"選ぶ"事を意識していますか?



3回の半ばに就職活動の一環として自己分析とかいうやつを初めて自分の未来について初めて真剣に考える時間を持った。


自分はどうなりたいんやろう、
どんな人生を歩みたいんやろう、
死ぬ時周りの人にどんな人やったって言われたら幸せなんやろう


「関わる人々の笑顔の理由になれる人間」


これが考えて出した答えだった。


笑顔ってなんやろう。
全力で人を笑わせる事ができる、自分の行動や言動が相手のポジティブな感情につながったり、感謝の理由になる、
そこにはもちろん今年のスローガンである原動力も含まれると思う。

とにかく自分の存在が相手の人生にプラスを与えられるってこと。


こんな人になりたいわぁって思った。


同時にもっと頑張らないとあかんなぁ、成長しなあかんなぁって事も思った。


そんな事を思い始めると次は日常において今までよりも頻繁に"選択"を迫られるようになった。


「人生は選択の連続である」ってよく皆も言うけれど、実際に意識し始めると起きてから寝るまでのその全てが選択だということを突き付けられている。


しかし、今までこんな風になりたいって心の底から真剣に思ったことのなかった自分はこの"選択"をする必要がなかった。


21年間をかけて自分が取ってきた行動が脳に完全に染みついて意識せずとも選択ができている。


そんな思考パターンに従うことを繰り返して生きてきた訳やから、わざわざその都度選ぶ必要はなく、答えはいつも一択やった。


そしてその"選択"を意識し始めるとそこに現れる思考のパターンは、そのほとんどが自分の理想とは逆のものだと言うことに気付いた。

「今日は筋トレいいわ、昨日もしたし」
「今日は足痛いからクロスの練習はせん」
「1日サッカー部の活動あったし帰ってから勉強は流石に無理やな」

て感じで、やらなくていい方、成長しない方に無意識に考えが傾く事を知り、そんなかっこわるい自分に落胆した。


そしてその日からまじでありえへんくらいちょっとやけど1日の中の"選択"を自分の理想の姿に近付けるためにネガティブで妥協好きな自分の思考パターンと戦い始めた。


まじですぐ負ける、くっそ弱いから、
 21年の積み重ねにはなかなか勝てへん、


でも、事あるごとに自分自身と向き合う時間が出来たことで、自分の人生を他の誰でもない自分が選んで生きているという感覚が湧いてきている事も同時に感じる。


そんな生活になってからは、1日の中で何気なく過ぎる時間が減って、"今"という時間に意識を向けて生きることができるようになってきている。


そんな日々は今までよりも充実していて幸せだと感じる。


しかし残された時間はもうあと1年もない。
俺は後輩や同期に何かを与えられる存在になれるのか。チームの目標を達成するための力になれるのか。


それはこれからも出てくるであろう今までの自分を壊す"選択"にかかっていると思う。


弱い自分ではあるけれど、だからこそ伸び代があるとプラスに捉えて今日も"えらぶ"事から逃げずに自分の人生と向き合いたい。



ありがとうございました。