国民病と言われて50年 花粉症 | 幸食研究所ブログ

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花粉症。

この季節になると、鼻水・くしゃみ・目のかゆみ等、様々な形で苦しめられている方が多くなります。

昔は花粉症なんて言葉はあまり耳にしなかったように感じますが、いつの間にか国民病として有名になりました。

今の季節になれば、色々な会社から花粉症予防のグッズが販売され、ドラッグストアなどで「花粉症コーナー」が用意され、毎年の社会現象になっています。

そのような「花粉症」も原因は人それぞれ。

中には複数の原因による花粉症を持つ方も多いようです。

その中でも一番多いのはスギ花粉です。

スギ花粉が原因の「スギ花粉症」は1960年代から確認されているようです。



スギ花粉症の歴史 

一説にはエジプト文明の頃より存在が記述されていた花粉症であるが、近世まで日本には花粉症が存在しないと考えられており、1961年に荒木英斉が進駐軍の持ち込んだブタクサによる花粉症を発見したのが日本における花粉症報告の端緒とされている。

その後、後に「花粉症の父」と称される齋藤洋三が1963年前後から目や鼻にアレルギー症状を示す患者が増加したことから、1964年に「栃木県日光地方におけるスギ花粉症 Japanese Cedar Pollinosis の発見」という論文を発表。

これが公式なスギ花粉症の発表とされている。

ウィキペディア(スギ花粉症)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AE%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87



スギだけでなく、花粉症というのは典型的なアレルギー症状になります。

大東亜戦争後、復興のため相当な量の森林の伐採され、1950年代に国の政策として植林されたのが、大量のスギ・ヒノキでした。

その時のスギ・ヒノキが育ち、花粉を出すようになったのが、1980年ごろ。

このからから始まる、スギ花粉の大飛散によって花粉症の方が激減しました。

もう一つの原因としてGHQ統治下以降、日本人の食べるものが変わった事も忘れてはいけません。

花粉症は典型的なアレルギー症状です。

昔に比べ、農薬や添加物がふんだんに使用された食べ物を食べている現代人にとって、免疫力が極端に下がってしまっています。

もしくは、栄養過多の状態が続き、過敏反応をおこしている場合もあります。

普段食べているものが体を作り、花粉症のような現代病になってしまうことを忘れず、きちんとした食べ物を採られるようにしましょう。