IS(イスラム国)などの過激派テロ勢力はアメリカに作られた存在 | 幸食研究所ブログ

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日本がいまだアメリカの統治下である事はこれまでも何度もお伝えしてきている事ですが、そのアメリカ自体もまた国際金融支配勢力による傀儡国家です。

特に明治以降に起きる戦争は全て意図的にそうした勢力に起こされてきたものです。

アメリカと言う国は、リンカーン大統領やケネディ大統領は公衆の面前で暗殺されたにも関わらず、真相はいまだお蔵入りされ、9.11テロやボストンテロ事件などははっきりと自作自演であるにも関わらず、その後中東に侵攻を繰り返してきました。

今、シリア一帯で暴れまわっているIS(イスラム国)は、一体どこから武器や資金を得ているのでしょうか?

油田を制圧していると言っても、一体どこにその石油を売っているのでしょうか?

日本も参加するしないで論争となっている対ISの有志連合はなぜテロ集団を制圧できないのでしょうか?

油田や拠点を封じ込め、武器や資金の流れ、ルートを止めれば簡単に決着がつくのになぜでしょうか?


ISやアメリカと対峙しているイラン国軍副参謀長、マスード・ジャザエリ准将は、ファルス・ニュースでこのように語っています。
「アメリカと、いわゆる反ISIL有志連合は、このテロリストや犯罪集団に対して作戦を遂行していると主張しているが、ジャラウラ地区(イラク、ディヤーラー県の町)に、兵器、食糧や医薬品を供給している。これは有志連合とアメリカの主張”の欺まんをはっきりと示している」


これに対しアメリカは白々しく
「こうしたものは、投下地域を間違えて、単にうっかり落としたものだ」と主張。

更に、捕虜になったパキスタン人ISIS司令官も、「パキスタンで、シリア政権と戦う反政府兵士を採用するISIS活動を行う為に、アメリカから“転送された”資金を受け取った」と明かしている。




少し長くなりますが、田中宇さんの無料メルマガ『田中宇の国際ニュース解説』を引用します。

わざとイスラム国に負ける米軍

5月17日、米軍が指導するイラク政府軍の約1万人の部隊が、イラク中部のスンニ派の都市ラマディで、自分らの10分の1しかいない1000人程度の過激派テロ組織「イスラム国」(ISIS)と戦って敗北、敗走し、ラマディはISISの手に落ちた。米国とイラクにとって、昨年6月のモスル陥落以来の大敗北だ。イラク軍は装甲車大砲など大量の兵器を置いて敗走し、それらの兵器はすべてISISのものになった。ラマディは、首都バグダッドから130kmしか離れていない。東進を続けるISISは、イラクを危機に陥れている。

敗北時、イラク軍には世界最強の米軍がついていた。米軍は制空権を握り、戦闘機でいくらでもISISを空爆できた。しかし、地上で激戦のさなかの空爆は4回しか行われず、それも市街の周辺部を小規模に空爆しただけだった。

イラク政府軍と一緒に地元のスンニ派部族の武装勢力が戦っており、米政府が彼らに軍事支援を約束していたが、実際には何も支援せず、武装勢力は銃弾をブラックマーケットで自腹で買わざるを得ず、十分に戦えなかった。米軍が諜報を担当していたが情報収集に大きな漏れがあり、イラク軍は後方の集落に隠れていたISISの部隊に不意撃ちされ、総崩れになった。「砂嵐なので米軍機が援護空爆できない」という間違った情報が流され、イラク軍が敗走を余儀なくされた。

ラマディの敗北後、カーター国防長官はテレビ番組で「イラク軍は戦意が欠けていた。自分たちよりずっと少数の敵の前から逃亡した」と発言した。米軍自身の諜報的なやる気のなさを棚上げしたこの発言に、イラクのアバディ首相は「(カーターは)間違った情報を与えられている」と逆非難した。イラク政府高官は「すぐ近くの空軍基地(Al-Asad)に米軍機がたくさんいたのに出撃せず、米軍はイラク軍を助けなかった」と言っている。

米軍はISISとの戦いにおいて、どこを空爆したら良いかという情報が欠如している。必死に収集しているが情報がないのではなく、集める気がない感じだ。イラクとシリアで、米軍機は出撃しても4分の3が空爆せず帰還している。今年1-4月で爆撃機が7319回出撃したが、空爆を実行したのは1859回だけだった。どこを空爆したら良いかわからないのだという。

ISISはシリア北部の町ラッカに本拠地があり、米軍はラッカのどこにISISの施設があるか知っていたが、それを空爆せず温存してやっている。ラッカからイラクへの幹線国道を空爆すれば、ISISがシリアからイラクに軍勢や武器を移動できなくなるのに、米軍はそれもやっていない。米軍は、いくらでもISIS空爆できるのにそれをせず、自由に活動させている。昨年6月、米軍とイラク軍は第2の都市モスルをISISに奪われたが、この際、米国がイラクに与えた2300台の装甲車が残置され、ISISの手に渡っている。米国がISISに装甲車をあげて支援した構図になっている。

以前からの私の読者は、米軍がわざとISISを空爆せず、意図的に兵器をISISに与えることを知っても、特に驚かないだろう。イラク軍がISISと戦っている目の前で、米軍のヘリコプターが袋に詰めた武器や食料をISISの陣地に投下して支援していたことについて、以前の記事に書いた。米軍は、ISISを支援するだけでなく、イラク軍のISIS攻略作戦の中身を事前に公開し、攻略を妨害したりもしている。

5月18日、米国の政府監視団体(Judicial Watch)が、2012年に国防総省の諜報部DIAが作成した秘密報告書を、裁判を通じて入手したとして発表した。そこには、米当局が12年の段階でISISの台頭を予測し、ISISは米国の敵でなく、アサド政権やイランなど米国の敵と戦ってくれる支援すべき資産だと分析していたことが書かれていた。14年にISISがモスルを陥落して突然台頭したとき、米政府は驚愕してみせたが、それは演技だったことが判明した。

米政府は、ラマディの大敗北に、超然としている。まるで、意図的に大事な軍事情報の収集を行わず、わざと負けたかのようだ。米政府は、自分たちのせいでISISに負けてイラクが危険になっているのに「米国はイラクの安全に責任を持たない」と表明している。イラク政府は、自国の安全を守るためのISISとの戦いで、米国に頼れなくなっている。米国に頼れないとなると、隣国イランに頼るしかない。

ラマディ陥落後、ISISがバグダッドに侵攻するのを防ぐため、ラマディとバグダッドの間にあるアンバール州のハッバーニヤの町に、3000人のシーア派民兵団が急いで展開した。シーア派民兵団は、イランから軍司令官が派遣され、イランの傘下で訓練されており、イラク政府軍より強い。シーア派民兵団を、スンニ派の地域であるアンバール州に入れると、シーアとスンニの抗争を扇動しかねないので、イラクとイランの政府は、シーア派民兵をラマディなどアンバール州の戦闘に参加させていなかった。イラク軍を指揮する米軍と、シーア民兵を指揮するイラン軍(革命防衛隊)が敵どうしということもある。しかし米軍は今回、シーア民兵のアンバール州への展開を認めた。

米軍がISISと戦うふりをして支援し、イラク軍を助けるふりをして妨害する以前からの状況が続くほど、イラク政府は米国に不信感を抱き、本気でISISと戦うイランを頼る傾向を強める。それがオバマ政権の意図であると、私は以前から分析してきた。

イラク政府が米国に頼るのをあきらめてイランに頼る傾向を強めたとみるや、米国はイラク政府に対して新たな意地悪をしてきた。米国には、武器支援するのは各国の政府だけで、政府を持たない武装勢力を支援してはならないとの法律がある。この法律のため、米国はこれまで、シーア派、スンニ派、クルド人の3派にわかれているイラクのうち、シーア派主導のイラク政府だけしか軍事支援できず、米国からスンニ派やクルド人への軍事支援は、いったんイラク政府に支援を渡し、それを分配してもらう方式にしていた。

しかし3派はそれぞれ仲が悪いので、イラク政府は米国からもらった武器や資金をスンニ派やクルド人に分配したがらない。そこで米議会は4月末から、イラクをシーア、スンニ、クルドの3つの国に見立て、それぞれに直接軍事支援できるようにすることを検討し始めた。これは、イスラエルが以前から熱望していた「3分割によるイラク弱体化・内戦化」の策だ。

これにはイラク政府やシーア派民兵団が猛反発し、米国が3分割を撤回しないなら、シーア派民兵団がイランとの結びつきを強め、政府軍に取って代わることも辞さないと言い出した。オバマ政権は、イスラエルの言いなりになることで、イスラエルの仇敵であるイランの傘下にイラクを押しやっている。米国の上層部は、イランを敵視する軍産イスラエル複合体と、イランを敵視するふりをして強化してやることで軍産イスラエルを無力化したいオバマとの暗闘が続いている。

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米中がここに来て突然戦争を辞さない構えだと言い始めています。

そこに日本が引きずり込まれている流れもある中、両国は何かしら思惑を一致させている節も見られます。

確かに中国共産党の暴挙を考えれば、日米の安保法制も仕方のない事かも知れませんが、先の安倍総理がアメリカ両議会での演説、及びアメリカへの過剰なヨイショ。

そしてアメリカの突然の日本への配慮と待遇は、間違いなく意図があります。

アメリカと言う国は、国益なしに動くことは絶対にありません。

アメリカもまた、一枚岩ではなく、様々な勢力の思惑がうごめく利権闘争がありますが、少なくとも信頼して良い国でない事は間違いありません。









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