ニッキーシックス (リーダー ソングライター ベース)
バレン 2014 解散ツアーでのコメント
(最新のアルバムは)70年代が主題になっているんだ。ウィングス、クイーン、エルトンジョン、デヴィッドボウイ。。。。本物のロックスターが地上を闊歩し、手中に収めていた時代だった。メロディーが王であり、王を讃える祝歌であり、アーティストは異質であることを恐れていなかった。最近のバンドに対する僕の唯一の不満はあまりにも多くのバンドが他のバンドと同じに聴こえることだ。全部ではないよ。でもあまりにも多い。それが僕には残念なんだ。
https://ameblo.jp/kaikosumiiyoshi/entry-11874438000.html
エルトンジョンが出て来たとき、他の誰もエルトンジョンのように聞こえる音楽をやっていなかった。ポールマッカートニーがウィングスを組んだ時、他の誰もウィングスの様には聞こえなかった。クイーンの様に聞こえるものはクイーンの他には誰もいなかった。T‐REXもそうだ。それらはどれも途轍もなくフレッシュでユニークだった。デヴィッドボウイは彼自身が変化し、進化した。
なぜ他の人間と同じに聴こえるレコードを作りたいんだ?そんなことをするくらいなら失敗するレコードを作る方が良い。僕らはそちらを望んだ。だから、僕が曲を書く時にはポップからディスコ、グラムロック、へヴィーメタルに至るまで僕らが好きだった音楽を全部聞いて、(これが僕らが欲しいものだ。)ってやったんだ。その当時のもので僕らが欲しいと思うものは何もなかった。僕らはチャンスに賭けたかったんだ。そしてその試みが上手くいったんだ。そういうものに対して、人々は感謝をこめて反応してくれるんだよ。人々は(これは他のどんなものとも違うサウンドだ。ユニークなものを有難う。)って反応してくれるんだ。
僕がクイーンの(ニュースオブザワールド)を聴いた時、ウィングスの(バンドオンザラン)を聴いた時、デヴィッドボウイの(ヤングアメリカン)を聴いた時にもそう思ったんだ。それが僕らが望んだことだったんだよ。そしてそれが売れるのならツアーを続け、音楽を作り続けられるという事になるから素晴らしいんだけど、たとえ売れなかったとしても、その時すでに僕らは成功しているんだ。なぜなら、他の何とも違うレコードを作ったからだよ。
僕はビージーズを聴く。ソングライターはいつだって、素晴らしいソングライターを聴くものなんだよ。ソングライターなのに一つのジャンルしか聴かないなんて、自分を騙しているようなものだし、自らの成長も止めてしまうことになる。例えばブラックサバスとモーターヘッドだけしか聴いてないなんて、その世界はとても狭いものだよ。
https://ameblo.jp/kaikosumiiyoshi/entry-12331102123.html
https://ameblo.jp/kaikosumiiyoshi/entry-12300058013.html
オジーオズボーンはビートルズを愛していた。当のオジーだって、ビートルズやブルースを聴いていたんだよ。彼はあらゆる種類の音楽を聴いて、その影響を取り入れてブラックサバスをやっていたんだ。何年も経ってオジーがどれだけビートルズを愛しているのかを聞いた時に(ああ、そういえば。僕もそれを聴いていたな!)って気付くことになる。ビートルズのあちこちのパートを、メロディーを、彼らがやっていたブレイクダウンをね。彼らの中にはメロウなブレイクダウンがあったからね。僕らの中にそれは存在するものなんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=ybcxIpb-R_0
https://www.youtube.com/watch?v=Vm5auKDPoSY
https://www.youtube.com/watch?v=uF6Vvq3f3UY
ビートルズカヴァー
https://www.youtube.com/watch?v=zQINvLC1DSI
ビートルズカヴァー