昨夜の一軍は悔しかったですが、そのうっ憤を晴らす試合を
本日、二軍がやってくれました。
３対１で阪神を破ったのですが、２番手で投げた高卒ルーキー
の垣越が、初勝利を挙げています。ゆったりとしたフォームか
ら威力のある球を投げる左腕投手。楽しみな逸材です。
肩の奇妙な名前の違和感で出遅れていた東洋大出身のルー
キー梅津が、この日も１イニング限定の先発で無失点。まだ本
格的な形で先発するのは、先なのかな？スケールの大きな投
手ですので、終盤に一軍でも投げるようになれば、と期待します。
また、セカンドのスタメンで出た高卒２年目の高松が１安打して、
打率４割ですね。昨秋のウインターリーグでも高打率でした。俊
足だけではありません。外野へ力強く打ち返した安打も、増えて
います。得点圏打率も一軍の大島よりはるかに良いです。意外
と早く、一軍の戦力になるかもしれないですね。
ただここまで挙げた人たちは、今すぐ一軍の救世主というわけ
ではないと思います。夏場以降、少しでも一軍で活躍できれば、
という感じ。
しかしそれと違うのが、モヤです。タイムリーとホームラン。これ
で７号です。打率も、３２６となりました。恐らくロメロは一度登録
を外れると思います。得点力の乏しさが、一軍は顕著ですから。
ただその場合、上がるのがアルモンテとは、限りません。モヤが
４番を打って３２６の打率。アルモンテは５番を打って２４２。この
数字が全てではないですが、長打力は元々モヤの方があるので
す。彼の爆発力を一度は一軍で試さないわけには行かないと思
います。そして破壊力の他にも。今一軍で足りないものをいくつも
持っています。特に相手から見た不気味さ、読みにくさ、というの
が貴重です。
ベテランの藤井も、ホームランを打ちましたね。この人は恐らく、中
盤での一軍入りを最初から言われていると思います。伸びしろのあ
る選手をまず使って底上げをして、順位争いが見え始めてところで
満を持して、というところかと思います。
とにかく今挙げた選手、それと本日はノーヒットでしたが根尾、マスク
をかぶり、勝利に導いたルーキー石橋、やっと打撃の形をつかみつ
つある石垣、いずれも後半が楽しみです。モヤは、明日にでも楽しみ
です！