公務員からの起業その2 | 札幌のNPO サポートシステム研究会 高橋 潤のブログ

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札幌の非営利団体のサポートシステム研究会代表理事の独り言です。
ソーシャルビジネス支援のNPOです。

前回からの続きです。

 

メンタルも安定してきて、しばらくしたあと、偶然起業の講座に参加することにまりました。

市の外郭団体の講座で、出口秀樹税理士事務所の出口先生の講座でした。まったく初心者対象の講座で、非常に勉強になりました。出来ストもよく、現在も保存してあります。

 

まったく起業に関する知識がなかった私のとり、手取り足取りの講座で、これでなんとなく起業に関するイメージがわきました。

原価計算や損益分岐点など、そんなあたりまえの言葉すら知らなかった私には、新鮮でした。

 

その後複数の起業塾に参加しました。

以下に書いてみます。

 

道銀起業塾

無料で道銀が主催するもので、懇親会や道銀の幹部との懇談もあり、講師も一流の方でした。終了証も出て意義ある講座でした。

 

北洋銀行の起業塾

内容的には道銀のものとほぼ同様でした、政策金融公庫の創業支援部門の幹部による講義が役に立ちました。

 

市の外郭団体のソーシャルビジネス起業塾

コーディネーターがベテランの中小企業診断士で、参加者同士の建立ができ、何名か今でもおつきあいしてる方がいて、人脈がひろがりました。実際の起業家で成功している方が講師だったので、実践的かつ体験にもとづくいいお話があり、ためになりました。

 

さっぽろソーシャルビジネススクール

札幌市の経済観光局が主催で、コーディネーターはその分野では第一人者の札幌学院大学大学の河西教授でした。

学院大学の大学院の講義を15回夜間受講できるというお得な講座でした。参加費は15000円でした。

この講義は実際にソーシャルビジネスを起業された方の講義や学問的な高度な内容もあり、私に大きな影響を与えました。今の仕事につながったとてもいい講座でした。

 

この影響で、後日学院大学の大学院へ進学することになりました。

 

ある程度仕事が軌道にのった時点で今度は商工会議所の起業塾へさんかしました。コーディネーターは著名な中小企業診断士の知野先生でした。指導役の方もベテランの中小企業診断士で、ある程度の講義のあと、実際に仮想の条件で、チームを組んで、ある事業計画を作るという実践的なレベルの高い講座でした。

 

以上のような過程をへて、市内中心部にあったセミナーや勉強できる施設である、プラット22というコーチングの専門家である塚田先生の経営する場でいろいろなセミナーに参加していました。

定期的に開催されるランチ会にも参加して、さまざまな分野の方と知り合いました。コーチングの勉強とウェブや経営の勉強をしました。現在は閉鎖されて、オンラインのセミナーをする会員組織となっております。塚田先生には本当にお世話になりました。

 

次に影響を受けたのは、ワークショップの講座です。

市の外郭団体の主催する講座に参加しました。環境教育の専門家である丸山博子先生の講座です。非常に歯切れがよく、よく構成されていた講座で、コミュニケーション能力の向上に大きな影響を受けました。交流会もあり、当時なかなか予約がとれない人気の講座でした。

 

このようの偶然ではありますが、いま思えば段階を踏んですこしづつステップアップしてきたと思います。これが大きな失敗をしなかった原因かと感じています。