主人公は君だ! | ひとえまぶた

ひとえまぶた

薄い顔ですみません。


2005年制作。

河瀬直美監督。



北村さんの過去の出演作品は

主役級からチョイ役まで

正直ちょっと気が遠くなる量なんですけども


DVD借りるまでもないか…ってのが

たまに例の動画サイトにあったりするので

意外と重宝しております。


で、あそこの恐いところは


「横に表示される関連動画」


ってやつですよね。

次々クリックしているとあっという間に何時間も経ってたりして。



ある日、そんな感じでめくるめく北村一輝絵巻を楽しんでおりましたところ

あまりピンと来ないタイトルを見つけました。


「主人公は君だ!」


何か、NHKくさい(偏見)


説明によると「インターネット・ムービー」だそうです。

どういう団体が何の為に作ったものなのかはよく分かりません。


順番に見ていくと、1話から3話までとメイキングの4ファイルがあり

そしてそこにはしっかりと北村さんが出ていたのです。


念の為、Wikipedia先生にお尋ねしてみましたが

やはり出演作一覧にこんなタイトルは見当たらず。



ちなみにこちらです。


「第1話」


「第2話」


「第3話」


「メイキング」


奈良のとある小学校で

子供たちと父兄で「選挙」というものについて考える。


もちろん全員が一般の、いわゆるシロウトさん。

そこに唯一プロの俳優である北村さんが入り

父兄と子供たちのディスカッションを引っ張っていく


…という予定だったみたい。


ひとえまぶた-奈良

  

  学校のセンセよろしく

  
  みんなの前で喋る一輝さま。


  フレッドペリーのポロシャツ。






ただ、これでは監督が思い描いていた形にはならなかったらしい。


父兄や子供たちの生の声を引き出したいけれど

みんなカメラの前で急にそんなスラスラと話せはしない。


気付けば北村一輝トークショー。

そりゃそうだ。



監督曰く


「北村くんってビジュアル派俳優のくせによう喋るのよねー」


(笑)(笑)(笑)



そうなんですよねー。

誰がこの仕事を一輝さまにオファーしたのか。

なぜ一輝さまに白羽の矢が立ったのか。


てか、ビジュアル系が喋りやったらアカンのかい!!



本人もメイキングで話してるけど

「ドキュメント」と「ドキュメント風」の境目は難しいと思う。


演出されたドキュメント、というのはどこまで真実を見せられるのか。

もしくは真実を見せる必要はないのかもしれない。



私は個人的にこういうのはちょっと苦手なのだけれど

一輝さまの限りなく素っぽい関西弁が聞けて

それだけでもまぁいいかと思ったり(単純)


沢主任のエセ関西弁とも

横山やっさんの関西弁とも違う

なんかちょっとトータスを思い出す感じの喋り方だなーなんて。

やっぱ声高いよね(笑)




果たしてこの動画がいつまでこのサイトにあるのか

よくわかりませんが、興味のある方は一度ご覧ください。

シロウトにやり込められて困ってる一輝さまが観れます。


ちなみに第2話にはほとんど映ってなかった(はず)。