キネマ旬報 1998年12月上旬号 | ひとえまぶた

ひとえまぶた

薄い顔ですみません。


部屋の掃除をしていたら、10ン年前の雑誌を発掘。


「ニッポン新個性派時代」


という特集タイトルに何やら感じるものがあって

目次を見てみる。


ひとえまぶた-キネマ
  その勘は間違ってなかった!


  目次にまさかの「北村康」ハケーン!








本ページにたどり着くまでの数ページをめくる間

何か知らんけど無性にドキドキする。


有名な俳優さんの記事ばかりで

この方々とやっさんが肩を並べて載ってるの…?

と少々疑いながら「北村康」を探す。


どこだどこだ。


!!!


いた!!!


ひとえまぶた-キネマ2
  …あれ?


  北村…一輝……







確かに同一人物だけど

目次とは名前の違う人がそこにいた。


読むと、ちょうど康から一輝に改名した件について触れられていて

この記事の入稿時期だったのかなー

目次だけが先に印刷で間に合わなかったのかなー

と編集部の事情に想いを馳せる(笑)



テキストは的田也寸志さんという方が書かれていて


「観る者をゾクゾクさせるエキセントリックな演技を披露する

脅威の若手・北村康」


「実際の彼は二枚目の好青年」


若手という以外は14年後の今も基本的に同じ。



最後は


「時にはその甘いマスクを活かし

ノン・エキセントリックな甘い役柄も見てみたい」


と括られていたが、それについては想像以上に

困難な道のようです的田さん。



現実は


「その日本人離れしたマスクを活かし

インド人や中国人やイタリア人の役柄が次々と」


ってどないやねん。



しかし、何でこんな雑誌がウチにあるんだろー。

14年前の私GJ。