ゲイルスピード 自作ブレーキスイッチとクラッチスイッチ | ガレージ 一狐亭

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どうもこんばんは、一狐です

今回でゲイルのマスターネタは完結

 

前回は販売されているスイッチキットの改造をしましたが、クラッチ側のスイッチ部ストロークの無さにちょっとどうかなと思ったため、今回はベースプレートから自作してみようと思います

 

スイッチは防水タイプでしっかりON-OFFできるロングストローク仕様、半端なM2.3なんか使いたくない、で選定した結果これにしました

定格は2Aのため、バルブは12V23W×1個が限界となります

LEDバルブに変えてしまいましょう

 

前回交換した奴との形状と比べるとこんな感じ

M3ネジと回り止めのポッチで固定する仕様

このポッチが1.5mm飛び出しているので、プレート板厚は1.5mm以上となりますが、2mmのだと厚すぎてピボットピンのネジ部分にセルフロックナットがかかりません

なのでベースプレートは1.5mmしか選べません

穴あけ

寸法はこれで

ブレーキとクラッチで共通でひっくり返して使います

 

ゲイル純正との比較

スイッチの先端を1mm中心側へ移動しています

当初ゲイルと同じ位置に先端が来るようにした所、実際作ってみると思ったよりゲイルより更に端っこになってしまったため、1mm動かしました


小さいサイズのため許容誤差はかなり小さく、一発で寸法通りの穴あけは難しいかと思います
なのでアルミ板に先に穴を開け、上手くいったら切り出すの方が良いかも


スイッチのポッチ部3mm穴以外は多少ずれてもヤスリで穴を広げればOK
角度調整用の穴は後で長穴加工にすれば良いでしょう

1.5mm厚のアルミ板なので、カッターで深く切込みを入れて万力で挟み、曲げ戻しを何回かすれば勤続疲労で折れます
図面の形よりもう少し不要な部分を削ぎ落としても大丈夫ですが、面倒くさかったのでRを付けて終わりにしました



取付けはナットの種類にもよりますがM3×10~M3×15のボルトを使用

M3ネジ1個での取付けなので、ネジロックなりセルフロックナットを使用します
 

取付けてみるとこんな感じ
多少動作位置が変わっていますが、クラッチがほぼ繋がっているのに切れた判定になっているのは相変わらずで、ゲイル純正よりちょいマシ程度です
今のところ特に問題なく使えています

入手性が悪いM2.3ネジが嫌で今回のマイクロスイッチにしましたが、現在オムロンのスイッチの納期が不安定になっており欠品が多いです
Digi-Key在庫をマルツ電波経由で買うか、まだ少し在庫のあるMonotaROで買うかでしょうか

ゲイル純正を改造するか、DIYでプレートから作るかはお好みでどうぞ
プレートから作ったほうが安上がりにはなりますが、結局どっちも手間はかかりますw

これでゲイルネタは終了です

それではまた