どうもこんばんは、一狐です
最近バイクも車もイジってないので深刻なネタ不足
前からあったら便利だなと思いつつも、便利だなレベル止まりで買っていなかったクランプメーターをついに買ってみました
物は↑の奴とちょちょっと違ってUT210E Proです
UT210Eに周波数測定が追加された物がProだそうで、いらんかなぁと思いつつも新しい方にしてみました
クランプで電流の他にも電圧、抵抗、周波数、ダイオード、コンデンサと一通り揃っていてこれ1つで不足になることはほとんど無いでしょう
国産のちょっと良いテスターに比べれば精度とリフレッシュレートがやや落ちますが、ホビーレベルだと必要十分
肝心のクランプ直流電流の精度はどうなのか見てみます
まず大切なのはゼロ調整
測定する配線に向かって垂直に当て、ゼロ調整をしてからそのまま挟み込む事が大事
安い測定機ほど補正や外来ノイズに対して弱いので、しっかりやる必要があります
2Aレンジで測ってみると、予想以上に優秀な値が出てきました
負荷は白熱電球を使用し安定化電源の電流制御を行っているので、19mA時の電圧は0.04Vまで下がっているのに割と正しい値が出たのにはビックリ
クランプメーターのレビューを見ていると、意外と車の暗電流を測りたいって人が多かったので、実際に測ってみます(車種はLA400Kコペン)
正確な暗電流を測るため、12.4Vにした外部電源を繋げたままバッテリーのターミナルを外して出た数値がこちら
うん、暗電流測定は駄目ですね
14.76mAに対しクランプメーターは66mAを表示しています
サンワのテスター表示は12mA~23mAを結構激しく変動しており、クランプメーターの方も40mA~80mAを行ったり来たりで実際より多めに出ました
ついでにバイクも
キャブ車のバイクなので暗電流も1.65mA、クランプメーターだと58mA…
端子を戻して14.4Vで充電してみると
こんな感じ
なまじ表示される分気になってしまいますが、百分台は無視するのが良いでしょう
むしろ激安クランプメーターの割にコンマ1Aはほぼ正しいと気持ちを切り替えるのが良いですね
アナログテスター使っていると思えばそんなもんですし
100mA以下は信用できませんが、個人用のクランプメーターとしては十分でしょう
白熱電球の様な安定した負荷なら上記の様にもうちょっと精度が上がるのかもしれません
個人的には突入電流が測れればとても良かったのですが
日本製の良い奴でも100mA以下は測れないか、専用のDCミリアンペアクランプメータが必要になってきます
良い奴が欲しければHIOKI CM4372をお勧めします
Bluetooth搭載でスマホとリンクさせれば最小1秒単位のデータロガーとして使えます