こんにちはヾ(*´▽`*)ノEarth小杉です!
凄まじいまでの寒波に横っ面張り倒された一週間でしたが、
皆さまは如何お過ごしでしたでしょうか??
とりあえず、冬将軍様は今回はこの辺で勘弁してくださるという事らしいので、
災害ならびに雪の脅威に見舞われた地域の方々に、
1日も早く平穏な日常が戻るようにお祈りさせていただきます
さて、今回は、一昨年4月にfbで公開しました
「レインボーフローライト」記事のアーカイブをお届けします
相変わらず加筆補筆だらけですが、お付き合いいただけますと幸いです
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こんにちはヾ(´∇`)ノEarth小杉です!!
せっかく花も盛りの春本番というのに、
日照不足ぎみの毎日が続いておりますが
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
雨といえば、虹!
雲の切れ間に陽の光が差し込んで
雨の粒がキラキラと七色に輝く虹は、
太陽と水の恩恵をうけて生きる私たちにとって特別な存在
どんなにぐずついた鬱陶しい天気でも、
空にかかる七色の光の帯を見つけただけで
不思議と晴れやかな気持ちになります♪
今日ご紹介するのは、そんな虹を思い起こさせる
「レインボーフローライト」のタンブルストーンです(^^)
☆蛍石/fluorite(フローライト) 化学組成:CaF2
ハロゲン化鉱物の一種で、
その名前は、ラテン語の「Fulere(流れる)」に由来します。
この石を銅や鉄の精製の際に溶鉱炉に投入すると
スムーズに鉱石が溶解することから名付けられました
現在でも、この性質を利用して
金属の精錬所などで蛍石をフラックス(融剤)として用いています
(ついで言うと、フッ素の英語表記「fluorine」は
フッ素を初めて単離、精製した際に
フローライトを使用したことに因みます)
(色とりどりの、ツルンと可愛らしいレインボーフローライトのタンブルたち
こんな感じのゼリー菓子、ありそうですよね
とても劇薬として有名なフッ素を含んでいるとはにわかに信じがたいです)
日本語の名前は「蛍石(ほたるいし)」。
うす暗いところでこの石を燃やすと青白く光る(サーモルミネッセンス)
ところからこの名がつきました
以下完全なる余談ですが、、、
私は、そうだなぁ、もうかれこれ20年近く前かなぁ…
どうしてもこのサーモルミネッセンス現象を見てみたくて
蛍石の欠片を灯油ストーブ()で火炙りにしたことがあります
夕暮れ時、部屋の明かりを消して観察すると、
確かにぼんやり青白く光っているのが
観察できましたよ☆(^^)<危ないから良い子は真似しないでね!
ちなみに、こんな無体に火炙りにしなくても
大抵の蛍石は希土類(ネオジムなど)を含むので、
ブラックライトを当てれば青~紫の※蛍光を観察できます
安全性の面からもブラックライトのご利用を推奨いたします
(※まあ、厳密には光を発生させる作用機序がちがいますので、
ブラックライト下の蛍光と燃焼によるフラッシュは別物なんですが
どなたにも安全に、そして何度でも蛍光を観察していただけるのは
ブラックライト蛍光って事でご理解下さいませ
燃焼による発光実験では、一回石を燃やしちゃうと
もう次回から燃焼による発光現象は確認できなくなるのと
ちゃんと環境整えてからやらないと熱くなった石が爆ぜて大変危険なので、
小さなお子様やペットがいる環境
物が散らかり放題の汚部屋では絶対やらないで下さいね!←おまいが言うか)
(イリノイ産のハンマー整形フローライト標本
上手く割ると、本当に写真のように綺麗な正八面体に割れるのも蛍石ならでは
まるで和菓子屋さんの琥珀糖のような瑞々しい佇まいです)
モース硬度は4と非常に柔らかい上4方向に完全な劈開をもち、
かなり柔らかい上に割れやすい石なので、
ビーズやルースなどは打撃や衝撃を与えないように気をつけましょう
しかし、うまい事ハンマーで整形すると正八面体に割れますので、
(ちょうどラピュタの飛行石みたいな形です)
大きめの原石をハンマー加工して小洒落たアクセサリー素材を
製作してみるのも一興かも知れません
フローライトはテフロン加工などでおなじみのフッ素とカルシウムが主成分で、
古くから宝飾や室内装飾、金属の精錬に用いられて来ました。
現代でも※光学用レンズや鉄鉱石の融解促進および溶鉱炉の掃除、
歯科治療薬製造やフッ素の保管容器など、
鉱工業や医療、宝飾に幅広く利用されています。
(※フローライト/蛍石は、透過率や屈折率の波長分散が非常に小さいく
透過波長領域がとても広い(色彩の再現率が非常に高い)という特徴があり、
現行の光学レンズと組み合わせる事によって
色収差(レンズを覗いたときに現れる色ズレ)が少なく軽量な光学系が作れるとして
高級光学機器や望遠鏡、顕微鏡、ちょっとお高いカメラのレンズや
半導体ステッパー(大雑把にいうと回路の焼付け用レンズ)などに利用されてきました
つい最近まで、蛍石は合成が困難で大量生産が利かないとされていて
天然の無色透明の良質な蛍石が素材として珍重されていましたが、
日本の岩谷産業が2014年10月に世界で初めて合成技術を確立したと発表し、
いままで大型の光学レンズを作るのに掛かっていたコストを
大幅に削減できるとして、世界中から期待が寄せられているそうです)
おもな産地は中国やメキシコ、ドイツ、
オーストリア、カナダなど。
その他にも日光にも反応するような
強蛍光をもつ事で有名なイギリス・ロジャリー鉱山産や、
同じくイギリスのダービシャー州キャッスルトンの
青い縞が美しい”ブルージョン鉱山”産、
アメリカ・イリノイ州の鉱山に産した無蛍光フローライトなど、
世界各地で美しく個性的な個体が産出しています
日本でも新潟県三川村や大分県緒方町などで産するようですが、
現在では本格的な工業採掘は行われていないようです
主なパワーストーン的効果は、
・肉体的、精神的な疲労を和らげ、深いリラックス効果をもたらす
・極度の緊張や不安を緩和する
・固定的な観念や排他的な思考から持ち主を解放する
・アイディアや直感を得やすくなる
・肺機能の改善
などが挙げられますヾ(´∇`)ノ
感じる必要のない圧迫感や憂鬱と日々付き合っていらっしゃる方や
矢鱈なハードワークや頑張る癖のせいで心身ともにクッタクタな方
ちょっとリフレッシュの後押しがほしいなって方や
「~であるべきだ」的な、半ば強迫的な考え方で
無意識に疲れをためていらっしゃる方には特にオススメですよ♪
乾ききった大地に潤いを与えてくれる優しい雨のような
そして、雨が去った後には
澄み切った青空が現れる事を思い出させてくれる
希望の虹のようなパワーストーンです(^^)
素晴らしいヒーリング効果と汎用性を兼ね備え、
どこか不思議な懐かしさを感じさせる石、フローライト
柔らかな雨の雫が巨大な岩を削るように、
大いなる流れの一滴となってあらゆる不浄を押し流すように、
また、その雨滴が恵みとなって豊かな森を育むように、
あなたの中の滞りを押し流して渇きを癒し、
豊かな精神を育む事に、きっと役立ってくれると思います
写真は今回入荷の品の一部です。
同じ種類の石ながら、一つ一つ表情の違う
魅力的なタンブルストーンですよ~ヾ(´∇`)ノ
Earthにお越しの際は、是非お手にとってご覧になって下さい!
皆さまのお越しを、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております♪
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今回も、長々とお付き合い頂きまして誠に有難うございます
それでは、今回はこの辺で