フライパンでおいしく仕上がる!コーヒーの自家焙煎をはじめよう | コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ

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そのほか、食器、お酒、食べ歩きの話も。

 

最近の楽しみ。

 

自分で淹れたコーヒーをゆっくり飲むこと。

 

 

外でコーヒーを飲むとどうしても胸焼けがして、2杯目は飲めない私。

 

どうもコーヒー豆の鮮度で胸焼けがするかしないかが決まるらしい。と気づいてから、その場で焙煎してくれるお店にお願いするようになりました。

 

でも頻繁に買いに行ったり、ネットで注文するのは面倒だなぁ。

 

いつかは自分で焙煎したいなぁ・・・。

 

でもコーヒー専用焙煎機を買うと場所を取るし高いし、直火で焙煎するタイプは豆の薄皮が飛びまくってキッチンが悲惨なことになりそう・・・と思い悩むこと20年(長っあせる

 

ようやく先日自家焙煎デビューを果たしたコックしろです。こんにちは。

 

もしかして、私と同じように思い悩んでいる方がいらっしゃったら・・・と思い、我が家の焙煎方法を書き残しておきます。

 

 

この方法のメリットは

 

・ その辺のお店よりおいしいコーヒーができる

(その場で焙煎してくれるお店や、注文後焙煎してくれるお店以外のとお店よりおいしくできます。)

 

・ 専用ロースターは不要

 

・ 自分好みに焙煎できる

 

・ 生豆の方が価格的にお手頃

 

・ 薄皮がそれほど飛び散らないので、お掃除も許容範囲

 

 

ちょっと試してみようかな。と思われる方はぜひ。

 

 

焙煎前の生豆。

 

今回は生豆本舗さん(こちら→)で注文しました。

 

こちらのお店は豆の種類が豊富です。

 

あらかじめ欠品豆を取り除いてくれているのも嬉しいところ。

 

 

生豆で見ると、コーヒー豆って産地で色がこんなに違うんだなぁ。とわかります。

 

煎る前のコーヒー豆の香りは・・・そんなに良い香りじゃない(笑)のも発見。

 

 

さてさて、まずはコーヒー豆の薄皮を取り除きます

 

この方法はコーヒー屋さんから教えていただいたのだけど、このひと手間で、焙煎時に舞い飛ぶ薄皮が激減

 

 

 

100g~200gの生豆をボウルに入れ、水を注ぎます。(1回に焙煎するにはこのくらいの量がおすすめ。あまり多いと焼きムラができます。)

 

大部分の水を捨て、豆をぎゅぎゅっと握って、豆同士をこすり合わせるます。

 

 

こんなかんじに薄皮が剥がれます。

 

しっかり5分くらいかけて表面の薄皮をこそげ落とすのがポイント。

 

 

ボウルに水を注ぐと薄皮が浮いてくるので、水だけを捨てます。

 

お米を研ぐときの要領で、何度か水を注いで捨てるを水が澄むまで繰り返します。

 

 

生豆をザルにあげ、キッチンペーパーでさっと拭きます。

 

すぐに焙煎するので、多少お水が残っていても大丈夫。

 

 

天板を用意します。

 

もし大理石の板を持っていたら、そちらのほうがよりおすすめ。

 

火を止めてからすぐ冷やすことで、焙煎しすぎを防ぎます。

 

 

ちなみに天板の下にあるのは人工大理石ののし台。

 

パンやお菓子を作るときにも重宝なので、おすすめです。(サイズもいろいろあるみたい→

 

 

天板、または大理石の板の上にクッキングシートを敷きます。

 

 

ここまで準備できたら、必ず換気扇を最大、至る所の窓を開けてください。←ここ、ポイントです

 

 

フライパンに生豆を入れ、強めの中火~強火にかけます。

 

最初は表面についている水分が蒸発します。

 

 

火にかけている間は、木べらで混ぜて焼きムラができないようにするのがポイント。

 

ときどきフライパンをあおって豆の向きをひっくり返すと、まんべんなく火が入ります。。

 

 

少し焼き色がついて、パチパチッとはぜる音が聞こえたら、火を弱めて中火くらいにします。

 

ずっと強火でも焼けますが、少し時間をかけてムラなく焼いた方がおいしく仕上がります。

 

 

このくらいの色の時は、ほうじ茶みたいな香りやポップコーンが弾ける前のような香りがしておもしろい。

 

ですが、ここから煙が出始めます

 

 

更に加熱していくと、またパチパチッとはぜる音が聞こえます

 

この2回目のはぜる音が聞こえたら、あとは好みの色に仕上げるだけ

 

 

今回はシティローストくらいを目指しました。(だいたい火にかけ始めてから15分くらい)

 

写真ではわかりませんが、煙が結構出ます

 

 

すぐにクッキングシートの上に広げ、冷めるまで待ちます

 

150gの生豆は焙煎した後、125gになりました。

 

 

ちなみに、同じ豆でも深煎りにすればするほど酸味が減ります

 

酸味が苦手な方は、シティロースト、フルシティローストあたりを目指すのが良さそう。

 

焙煎具合の色は、生豆購入時にお手本として焙煎豆を少量頼んでみるのもおすすめ。

 

 

焙煎後のコンロ周り。

 

やっぱりこのくらいは薄皮が飛んでる。(床は無事でした)

 

あらかじめ薄皮を取り除いていなかったらもっとすごいことになっていたかと思うとちょっと怖いあせる

 

 

完全に冷めたら瓶に。

 

ときどき蓋を開けて香りを嗅ぐのがお気に入り(笑)。

 

 

焙煎した日からでも飲めますが、いちばんおいしいのは3日目なんだそう。

 

置いておくとどんどん酸化していくので、10日以内に飲みきるのがベストです。

 

 

お湯を注いだ時、ぷくっと膨れるのが新鮮な証拠

 

新鮮な豆だと胸焼けもしなくて2杯目も飲めるし、何よりおいしいドキドキ

 

 

おいしい飲み物があると、おうち時間も楽しいものです。

 

 

焙煎具合で味が変わるのもおもしろいし、いろいろな豆を試すのも楽しいドキドキ

 

あまりに楽しいので、次はこのセットを買おうと画策していますキラキラ

(どの豆を選んで良いのかよくわからないときに良さそうなセット)

 

 

自家焙煎、やってみたくなった方はぜひ音譜

 

 

ただし、自家焙煎は煙がたくさん出るというデメリットがあります。

 

窓を開けてもお部屋がちょっとこんがりとした匂いになるので、そこだけ覚悟してください

 

 

煙は嫌だけど新鮮でおいしいコーヒーが飲みたい方は、生豆本舗さん(こちら→)で焙煎豆をお願いするのも良いし、こちらのコーヒーもおいしいのでおすすめです。

(無理だと思うけど、この味を目指したい。)

 

 

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