踏切事故死に想う | cheeronの独言

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ぐち、ぼやき、メモ書き

ご無沙汰しました。
仕事(アルバイトですけど)でトラブルがあり忙しかったです。

この間、色々なニュースがあったが、
マスコミ等の横並び報道

マスコミ(主にTV)・ネット等の言論統制(or弾圧)
日本は本当に自由国家かと疑いたくなる。
この件に関しては、いつか書く予定だ。

さて、心に残っているニュースは
米議会、子供連れ去りで日本などと合意目指す
核不使用声明、一転署名へ
自民党の好き勝手やり放題だな。と感じる。
国際的ルールに署名・加入するなら、
まず最初に国民に説明し国民の了承を経て行うべきでしょ?
日本は独裁国家じゃないんだぞ


やっと本題です(いつも前置きが長くて申し訳ない)。

次に心に残ったのは
踏切で男性救助の女性 電車にはねられ死亡
これは悲惨で痛ましい事故です。

真っ当な女性・子供が亡くなるのは心が痛いです。
真っ当でない女性・子供と男はどうでもいい。
命の交換が出来るなら、俺の残り少ない命を彼女にやるよ。
俺、どうせ一人ぼっちだし。

俺は「彼女も助かったのでは」と感じてスッキリしません。


・事故の詳細を考えてみる。
どこかに、この事故を時系列に書いた物が無いか探したが、
一件もヒットしなかったので、自分で考える事にした。
本来は、マスコミが調べて作るもんだが・・・無い!

この図は東京新聞のサイトからの無断借用です(ごめんなさい)。

・電車は、下り線路でこの図の左側から右に来た。
・村田さんが踏切に入った直後に、非常ボタンが押された。
・村田さんは男性の位置を変えた直後にひかれた。
・電車は踏切を過ぎて止まっていた(車両の一部は踏切の上)。
・電車の運転手は約200m手前で目撃しブレーキをかけた。
・電車の停止距離は、時速70Kmで約200m、時間は約10秒。
・遮断機が降りるタイミングは、踏切手前約800m。
・時速70Km/hならば、遮断機が降り始めて約40秒後に踏切を通過する。

以上から推理すると

40秒前 遮断機が降り始める(警報開始?)
30秒前 遮断機が降りきる
27秒前 老人が踏切内で倒れる
24秒前 村田さんが老人が動かない事を悟る。
23秒前 村田さん『ひかれちゃう、助けなきゃ』
20秒前 村田さん、父の制止振り切り車から出る
18秒前 非常ボタン押される(女性)
15秒前 村田さんが老人の所に到着
12秒前 再度非常ボタン押される(男性)
12秒前 電車の運転手が目撃、急ブレーキを掛ける
10秒前 電車のブレーキが利き始める
04秒前 村田さん老人の姿勢を変え終わる
03秒前 電車と村田さん接触
00秒前 電車が停止

以上、すべて推測であるが、そう大きくは外れていないと思う。


・村田さんが助かるには
この推測から、
あと4秒以上早ければ、村田さんは助かった事になる

この4秒に近い時間ロスは、
上り側遮断機から下り線路まで走った時間分と同じ

もしも、もしもですよ(責める気はないけど)
下り側で待ってる人が老人を助ければ
誰も死なずに済んだ様に思う。

仮に、村田さんが到着してからでも、10秒間はあったから
下り側の男性二人が手を貸せば(女性では無理です)
ギリギリで誰も死ななくて済んだ
でも、きっと・・・下り側には誰も居なかったんだろう。

もう一つ、非常ボタン
今回は、村田さんが踏切内に入って押された様に受ける。
この段階では、遅すぎて役に立たなかったと思われるが、
老人が倒れた直後に誰か非常ボタンを押せば
間に合わなくとも、踏切での電車の速度は遅かったはずで、
村田さんは逃げる時間が持てた

結局、これらは

誰かが手を貸せば、村田さんも助かった

という結論になって・・・
村田さんの死が無念でならない。


この事故を考えていると、30年くらい前の出来事を思い出す。
こっちは踏切ではなく、道路、横断歩道の出来事だ。

ゆっくり歩く老人が青信号で渡りきれず、
クラクションに鳴らされ、道の途中でウロウロしていた。
横断歩道の両端には、多くの人が信号待ちしていたが、
誰も見ているだけだった。

きっと、今回の事故もそんな感じなのか・・・
世間とは違って、俺には寂しい事故に感じる。