リッキー&ザ・フラッシュ 幸せをつかむ歌 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 
 
 
皆さま、アンニョンです(^-^)ノ
いつも、ありがとうです・・・ビックリマーク
 
今日の地震
私は朝、両親の家に顔を出してまして、その時でした。
母は慌てていましたが
関西の人たちは地震に慣れていませんので、私もそうでした。
おそらく、生まれて体験した中で
最も大きい揺れだったように思えます。
(京都ですので)1995年の1月よりも激しく感じました・・・。
恐ろしかったです(>_<)
 
京都はそれでも大きな被害はないようですが
大阪はやはり、もっときつかったでしょうし、何よりも
この地震で命を落とされた方々もおられますよね・・・。
お悔やみを申し上げます・・・。
 
世界のどこかで毎日、何かが起こりますが、だから
備えあれば憂いなしと思いたいところです・・・。
 
さて
6月11日、この映画を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキラ音譜
 
 
 
 
 
幸せをつかむ歌
Ricki and the Flash
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幸せをつかむ歌
原題:Ricki and the Flash

中国語題:瑞奇和闪电 / 搖滾女王
韓国語題:어바웃 리키


(2015年、アメリカ映画、101分、G)


監督:ジョナサン・デミ
製作:マーク・プラット、ディアブロ・コーディ、メイソン・ノビック、ゲイリー・ゴーツマン
製作総指揮:ロン・ボズマン、アダム・シーゲル、ローリーン・スカファリア、ベン・ワイズブレン
脚本:ディアブロ・コーディ
撮影:デクラン・クイン
美術:スチュアート・ワーツェル
編集:ワイアット・スミス
衣装:アン・ロス


出演:メリル・ストリープ、ケビン・クライン、メイミー・ガマー、オードラ・マクドナルド、セバスチャン・スタン、リック・スプリングフィールド、ニック・ウェストレイト、ヘイリー・ゲイツ、リック・ローザス、バーニー・ウォーレル、ジョー・ヴィターレ、ベン・プラット ほか


配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 
解説: ロックスターの夢を追うために家庭を捨てた女性が、娘の離婚をきっかけに家族との絆を取り戻そうとする姿を描いたヒューマンドラマ。かつて夫や子どもたちを捨て、ロック歌手になる夢をかなえたリッキー。54歳になった現在は、落ち目になったバンドを率いて小さなライブハウスで歌う日々を送っていた。そんなある日、元夫から電話が入り、娘ジュリーが離婚して落ち込んでいることを知らされる。20年ぶりに家族のもとを訪れたリッキーは、傷ついた娘を励まそうと奮闘するが……。名女優メリル・ストリープが主演を務め、実の娘メイミー・ガマーと母娘役で共演。リッキーのバンド仲間役を1980年代に一世を風靡したグラミー賞歌手リック・スプリングフィールドが、リッキーの元夫役を「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のオスカー俳優ケビン・クラインがそれぞれ好演した。さらに「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミが監督を務め、「JUNO ジュノ」のディアブロ・コーディが脚本を手がけるなど、キャスト&スタッフにはオスカー受賞経験者がそろった。映画.com
 
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この作品は、ブロともさんの記事を読ませていただいて
その時、初めて知ったのですが、その瞬間からずっと
観たいと思っていました。
 
その時の私の記事です ⇒  ひらめき電球
 
ほんとに観たい映画ですので、観るべき時まで
いつ観るか、考えてたんですが
そうそう自分に〝オアズケ〟してても仕方がないので
ついに観ることにしました。
 
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日本でのタイトル、『幸せをつかむ歌』ですが・・・まあ
「幸せをつかむ歌」・・・ん~、そうなんでしょうねはてなマーク
「幸せをつかむ」・・・ちょっと違う気がするけど
でも、幸せの形もいろいろ、人それぞれだから。
 
人生をロックに捧げてきた54歳の(え・・・はてなマーク
リッキー(メリル・ストリープ)ですが
まあ、アルバムは一枚、出せたんですが
その後は鳴かず飛ばずあせる
 
結婚もし、子どもも3人、授かってたんですが
あまりにもロックに打ち込んできた人生のせいで
結局、離婚して、家族ともすっかり疎遠になり・・・
今はツアーとかじゃなく「箱バン」として
小さなクラブでそんなに大勢ではないお客さんを前にプレイする
ロックバンド、〝リッキー&ザ・フラッシュ〟を率いる日々・・・。
 
また、クラブに来てはるお客さんも比較的年齢層高めで
〝リッキー&ザ・フラッシュ〟の演奏する音楽も
70~80年代のロックですので、完全に時代に取り残されてる。
それでも若い人向けにガガやP!NKもプレイするんですが
それすらちょっと遅れている・・・汗
 
ま、もうここまで来たら意地もあって
ギタリストのグレッグともええ感じですので
リッキー、少なくともステージ上ではヤケクソ的に幸せでした。
 
で、昼間はスーパーでレジ打ちの仕事をしてますが
そんなもんでは暮らしていけません。
そんなんで現在、連邦倒産法チャプター11を申請中汗
 
そんなリッキーに別れた夫、ピート(ケビン・クライン)から
電話があり、娘のジュリー(メイミー・ガマー)が
結婚してたんですけど、夫に捨てられて
すっかり落ち込んでるので、慰めに来てほしい・・・と。
 
しかし、リッキーはそこまでの飛行機代も危ない状況で
しかも、ジュリーはリッキーのことを嫌っている~(>_<)
ex夫はけっこう裕福だし、しっかり者の奥さんと再婚もしてるあせる
さあ、どうする!?
リッキー!?あせる・・・とゆうそんな話です(^_^;)
 
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だいたい、「ロックに生きる」と決めて、その夢の追求に生き
それをそのまま続けてきた人の人生観なんて
もう、周囲が何を言っても耳に入らないほど
変わりようがないもんだと思います。
 
むしろ、自分にはそこまでの才能も決意も心意気もない、と
判断して、ロックは趣味、仕事は仕事と割りきるのが
普通の感覚ですので、売れないバンドを無理くり続けてることが
すでに幸せな感じもしますが
そんな人の人生の途中で生まれてきた子どもたちには
迷惑な話なのでしょあせる
 
ま、この映画は音楽映画だと思いますが
まず、最初に〝リッキー&ザ・フラッシュ〟のステージが
あったと思ったら、あとはリッキーが
インディアナポリスの元夫の家に行って
夫、娘、そして二人の息子と再会しまして
自分のやり方で娘を元気づけようとしてたら
けっこう、家族再会が上手くいかず、やや、険悪ムードで
そこへ元夫の今の妻が帰ってきて
リッキーと最初は友好的に話すのかと思いきや
けっこう激しく罵り合うことになり・・・あせる
リッキー、帰ってしまいます。
 
で、帰ってまたリッキーなりの日常に戻るまで音楽はなし。
さあ、どうする、リッキー!?とゆう。
 
しかし、やはり、けっこうな年になってるバンドですが
アメリカは地力が違います。
〝リッキー&ザ・フラッシュ〟のステージがスタートすると
最高にエキサイティング!!
 
下の方に、映画の中で使われる音楽のリストを
公式サイトさんの方からお借りしてきましたが・・・
ロック・ファンならけっこう知ってるような曲・・・ですよねはてなマーク
(※私はあんまり・・・ほとんど知りませんでした)
とにかく、メリル・ストリープの素晴らしい歌唱で歌われ
そして、その臨場感もあって、ああ、ええなあ、と嬉しくなります合格
 
で、話は・・・いろいろありまして、リッキー、また
インディアナポリスへ戻ることになる!!
けど、お金が前よりももっと、ない!!
どうする!?
リッキー!?あせる・・・と、そんな感じで
でも、なんやかんやあって、ああええ映画を観たなぁ、って
終わり方です( ;∀;)
 
ちょっと恥ずかしいけどね。
でも、映画なんてそんなもんです。
ちょっとこっちが照れるくらいが楽しい音譜
 
スプリングスティーンの「My Love Will Not Let You Down」や
あのブライアン・フェリーさんもカヴァーしていた
「Let’s Work Together」を聴きつつ
ちょっと目頭が熱くなりましたクラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー
 
🎵
 
一番、気に入ったシーンは・・・
〝リッキー&ザ・フラッシュ〟が「Drift Away」を演奏する前に
ステージ上でちょっとしたやり取りがありまして・・・
「あれ、そのギター、バナナみたいな色で
イヤだって言ってたじゃないのはてなマーク・・・いつものギブソンははてなマーク
「あれは売った」って・゜・(ノД`)・゜・
 
〝リッキー&ザ・フラッシュ〟のリード・ギタリスト
グレッグを演じているのがリック・スプリングフィールドさん。
1970年代から活躍しているオーストラリアの
ロック・ミュージシャン、兼、俳優さん。
 
めっちゃくちゃかっこよかったですよ。
リック・スプリングフィールドさんは音楽も素晴らしいけど
俳優としても素敵でした。
 
リッキーとバンドのメンバーの友情が素晴らしかったです。
 
でも、この映画の撮影後
ベーシストのリック・ローザス
キーボーディストのバーニー・ウォーレルが
この世を去られまして・・・
そして、去年の4月には監督のジョナサン・デミも。
 
🎵
 
ジョナサン・デミ監督は
羊たちの沈黙』(1991年)で有名ですけど
本来は『幸せをつかむ歌』のような映画で
持ち味を発揮されてきたようですね。
 
調べると私は他に
フィラデルフィア』(1993年)と
シャレード』(2002年、パク・チュンフンも出演してる)の
2作品しか観ていないので、何とも言えませんけど
でも、『幸せをつかむ歌』の苦味辛味もありつつ
笑って、ちょっと幸せな気分、私は大好きです。
 
ジョナサン・デミ監督はニール・ヤングとの親交もあったりして
だから、ニール・ヤングのバックも務めていた
リック・ローザスも出演してたり
ニール・ヤングがこの映画のためにメリル・ストリープに
ギターを指導したりもしたそうで
だから、人のつながり、出会いの集大成的な映画
だったのかもしれませんね。
 
🎵
 
音楽について語り出すとキリがないほど
それについては魅力的な映画ですし
アメリカ最高の女優がロックバンドのシンガー&ギタリストを
演じる映画ってだけで、もう、最高だと思いませんか。
 
しかも、娘役はほんまもんの娘さんや~ビックリマークヾ(*´∀`*)ノビックリマーク
 
また、ホームドラマとしても面白いし
ジーンとくる場面もあります。
アメリカは音楽と家族の話だけで
ここまでの映画を作ってしまうんだなあ、とやっぱり感動でした。
 
観たいビックリマークと思って観た映画だったから
私には最高の映画でしたね合格合格合格合格合格
音楽と映画がお好きならば・・・是非!!
 
最近は、持ってる韓国映画のDVD&ブルーレイをよく
観返してます。
 
今月と来月は、劇場で観る映画がたくさんあるので
ちょっと大変ですけど、まあ、それだって幸せな話ですよ。
万引き家族』(2018年)も観に行きたいですしね・・・。
今週はまず、『V.I.P. 修羅の獣たち』(2017年)を観に行かなきゃビックリマーク
 
でわ、でわ
今夜も読んでくださり、ありがとうですキスマークキスマークキスマーク
 
またです~、アンニョン~(^.^/)))
 
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Ricki and The Flash
Original Motion Picture Soundtrack

1. American Girl (Ricki And The Flash) 2:31
2. Keep Playing That Rock & Roll (Ricki And The Flash) 2:14
3. Wooly Bully (Ricki And The Flash) 2:26
4. Drift Away (Ricki And The Flash) 3:35
5. My Love Will Not Let You Down (Ricki And The Flash) 4:08
6. Cold One (Ricki And The Flash) 2:54
7. Let’s Work Together (Ricki And The Flash) 3:23
8. I Still Haven’t Found What I’m Looking For (Ricki And The Flash) 3:57
9. Bad Romance (Ricki And The Flash) 2:11
10. Get The Party Started (Ricki And The Flash) 3:50
11. Walk On (ルシンダ・ウィリアムズ) 4:07
12. Here I Am (エミルー・ハリス) 3:47
13. For The Turnstiles (Henry Wolfe) 6:10
14. Paint It Black (The Feelies) 2:52
 
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劇中の主な楽曲 Music 公式サイトより
 

■リッキー&ザ・フラッシュ演奏曲 (カヴァーなど)

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
American Girl

レディー・ガガ
Bad Romance

オリジナル曲
Cold One

エドガー・ウィンター
Keep Playin' That Rock 'N Roll

ピンク
Get The Party Started

ウィルバート・ハリスン
Let’s Work Together

U2
I Still Haven’t Found What I’m Looking For

サム・ザ・シャム&ザ・ファラオズ
Wooly Bully

ドビー・グレイ
Drift Away

ブルース・スプリングスティーン
My Love Will Not Let You Down


■その他の挿入曲

スピリット
Give A Life, Take A Life
I Got A Line On You

シスター・キャロル
Milk ‘N’ Honey

マイルス・デイヴィス
In A Silent Way

ルシンダ・ウィリアムス
Walk On

クリスチャン・スコット
Litany Against Fear

ザ・ドゥルッティ・コラム
Prayer

ワン・チャン
Everybody Have Fun Tonight

エレクトリック・ライト・オーケストラ
Laredo Tornado

エミルー・ハリス
Here I Am

ニール・ヤング
For The Turnstiles
(ヘンリー・ウルフ演奏)

ザ・ローリング・ストーンズ
Paint It Black
(ザ・フィーリーズ演奏)

コーナーショップ
Good To Be On The Road Back Home Again
 
 
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