【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「偽り」について。
皆さんは、「ものごとを正しく見ることができますか?」
と、聞かれたら何と答えますか?
私たちは、自分で見たり聞いたもの、
感じたことを信じます。
そりゃあそうですよね。
しかし、ときに自分が信じたものや、
自分が見聞きしたことで、
人と人の間に、"争い"が生まれてしまうことがあります。
例えばこんな話…。
あるところに7人の盲目の男たちがいました。
象というものに出会ったことはありませんでしたが、
あるとき異国から来た、象に触れる機会ができました。
「象とはどんな感じかい?」
そんな問いに、其々が答えます。
「象は壁のようさ。」
「まるで縄のようだったよ!」
「岩のようだった。」
「鋭い牙がある魔物だ。」
「長い大蛇のようだ。」
「平たくて大きな扇のようだった。」
「柱のような生き物さ。」
意見は其々に相違し、
其々が本当にそう感じたと主張しました。
主張しているうちに大口論になってしまったのです…。
こういうことってありませんか?
誰もが感じたことは本当ですし、
誰もが嘘を言っていません。
ただ、"全体が見えている"わけではないのです。
人と人との間で起きる、正しさ主張の"争い"も似たものがあります。
もちろん"見えている範囲"の違いはあります。
「こっちが正しい!」
「相手のここが間違っている!」
そもそも関わっているという現象の"本質"はどこにあるのか?
…互いが感じたことを伝えているだけです。
それぞれが執着を捨てられたなら…?
しなくていい争いが、きっと減りますよね。
いつも有難うございます。
疑問と憤りをかかえたときはアンフィニへ!
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