君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔(こけ)のむすまで
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この曲が作られたのは1880年(明治13年)
そして、驚きなのが国歌として制定されたのは1999年です。
つい最近の話です。
さらに、大切な歌詞ですが、およそ1100年前に作られ、宴会などの最後にお祝いの歌として唄われたもので、古今和歌集の中に収められた世界で一番短い歌詞の国歌です。
その意味を説明致します。
君が代の【君】
この君の【き】と【み】
これはこの世に始めて性別を持って生まれてきた神様
イザナキノミコト(男神)
イザナミノミコト(女神)
このイザナキの【キ】とイザナミの【ミ】を足して【君】となります。
つまり【君】とは【男と女】という意味が隠されていたのです。
また、イザナとは【誘う】
誘い合う男と女
そう、誘い合う男と女と言う歌なのです。
イザナキ
『成り成りて成り余るところあり』
イザナミ
『成り成りて成り足らざるところあり』
二人は完全ではありませんでした。
そこで2人は重なり合い
子を授かることで完全な大人になったのです。
その時生まれたのが私たち【日本人】です。
つまり、私たちは【神の子】なのです。
【千代に八千代に】
その代が生まれ変わってもなお、二人は結ばれ、永遠に続くようにと…
【さざれ石の】
ひとつひとつは小さくて力はないけれど
【巌となりて】
二人が結ばれることで生まれた子供やそれぞれの両親、親戚全てのものが力を合わせて団結しひとつになる。
【苔のむすまで】
むすとは天地に最初に現れた3柱の神のうちの2柱、タカミムスヒ、カミムスヒのムスを指します。
タカミムスヒとカミムスヒには性別はなく姿もない魂だけの存在。
ムスと言う字にコがつくと『ムスコ』になりメが付くと『ムスメ』となります。
また、【苔のむす】のむすを漢字で書くと【生す】と書き、生すとは【子供を養い育てる】と言う意味があります。
つまり、苔は永遠に存在するものではなく、その中で新しい生命が誕生し、古いものが死に土となり徐々に広がりをみせます。
つまり、子孫繁栄を示しているのです。
日本の神道の中心にあるのは奪うや盗むことではなく、育てる事を大切にしました。
ですから君が代は、
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「きみ」=完璧に成長した男女が、
「代」=時代を越えて
「千代に八千代に」=永遠に千年も万年も、生まれ変わってもなお、
「さざれ石の巌となりて」=結束し協力しあい、団結して
「苔のむすまで」=固い絆と信頼で結びついて行こう
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そんな意味の歌である、ということになります。
人の愛と繁栄と団結を高らかに謳い上げた、祝いの歌なのです。
また、通常の和歌は57577の韻を踏むのですが、君が代は57677で字余りになっています。
これは「間抜け」とか「魔が差す」というように、悪いものはすき間から入り込むと考え、すき間を埋めるためにあえて字余りにしているのです。
この字余りは【祓い】を意味します。
君が代は子孫繁栄(恋の歌)であるのと同時に払いの歌でもあるのです。
※「神道の心を伝える」より引用